Friday, June 15, 2007

Mr. Sebastian and the Negro Magician, by Daniel Wallace

Mr. Sebastian and the Negro Magicianダニエル・ウォレスの新作の登場ですね。『ビッグフィッシュ』以来ファンなんですが、Ray in Reverse『西瓜王』はいまひとつだったかも。そういえば小出版社から出た短編集が積読になってました。

新作は 1950年代のアメリカ南部を舞台に、落ち目の手品師が悪魔と思しき男と取引をして……といいながら、全然ファウストものの展開じゃないらしいので、なかなか期待が持てそうですね。どうもまた親子の話が背景にありそうですし。ちょっとマグリットふうのカバーもよさそうです。

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Tuesday, May 22, 2007

Water for Elephants by Sara Gruen

Water for Elephantsこの本、今、BookSense.com でベストセラーに挙がっています。Amazon US では、#15。表紙を見て、テントの中に何があるのかと気になってはいたのですが、サーカスのことだし、もしかしたらおどろおどろしい話なのではないかと敬遠していました。でも、読んでみたら素っ気ないくらい胡散臭いところがなかったので、ちらりとご紹介。

プロローグ:大恐慌の嵐が吹き荒れる1932年アメリカ。サーカス団 “The Benzini Brothers Most Spectacular Show on Earth” の動物係ジェイコブがテントで遅い昼食をとっていると、『星条旗よ永遠なれ』が響き渡る。仲間うちで “Disaster March” として知られている曲だ。動物たちが檻から逃げ出し、団員、観客が騒然となる中、ジェイコブはマーリーナと象のロージーを必死に探す。やっと見つけた彼の目に映ったのは、「彼女」が動物使いのオーガストの頭上に鉄杭を振り下ろす姿だった。

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時は現代。90歳か93歳(本人も定かではない)になったジェイコブのいる老人養護施設の隣に、移動サーカスがやってくる。ジェイコブの頭脳は未だ明晰だが、いつか無表情の呆けた連中の一人になるものと内心恐れている。看護婦たちも入所者全員を老人集団としてしか見ない。おきまりの離乳食もどきの食事をとっていると、新入りの元法廷弁護士が「昔、よく象に水を運んだものだ」と自慢し、ジェイコブと口論になる。結局、ジェイコブが喧嘩を売ったということになり、彼は自室に軟禁されてしまう。だがこれがきっかけとなって黒人の看護婦ローズマリーがジェイコブの人間性に気づき、二人の間に心が通い合うようになる。

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1932年、23歳のジェイコブはコーネル大学で獣医学を学んでいた。最終試験が終われば資格がとれるというとき、両親の事故死の報が入る。この瞬間、彼は親も家も財産も、すべてを失ってしまう。家が抵当に入っていたのは、獣医だった父親が、不況に喘ぐ畜産農家を助けるため報酬を麦や野菜などの現物で受け取りながら、ジェイコブをアイビー・リーグの一流大学に通わせていたためだった。呆然としたジェイコブは、最終試験を白紙で提出したあと、あてどなく歩き回り、たまたまそばを通っていたサーカスの列車に飛び乗ってしまう。放り出されそうになる彼を助けてくれたのは、年老いたアル中の男、キャメルだった。

獣医学の心得があることがわかり、ジェイコブは興行主のアンクル・アルに雇われる。口添えしてくれたのは、魅力溢れる動物使いのオーガストだった。アンクル・アルの野望は、一流のリングリング・サーカスと肩を並べること。大恐慌の最中、各地のサーカス団が潰れるたびに、目ぼしい団員や動物を買い取り、彼のサーカス団はどんどん大きくなっていた。一方、ジェイコブは、オーガストの非常にチャーミングな面と冷酷な面の二面性に翻弄される。オーガストには動物のショーの主役を務めるマーリーンという若く美しい妻がいて、ジェイコブは彼女に強く惹かれるが……。

というのが冒頭部分で、老人介護施設にいる現在の主人公と、1932年の主人公の話しが平行して進んでいきます。90歳を超え、誰にも理解されず、檻の中の動物のように軟禁状態にあるジェイコブの反骨精神とユーモアはなかなか楽しめます。

もちろん主体は1923年側にあり、印象に残る登場人物(成り上がり興行主のアンクル・アル、統合失調症のオーガスト、薬物中毒にかかるキャメル、同室になる小人のウォルター、ウォルターの愛犬クィーニー、そしてもちろん、マーリーンと、半ばあたりから登場する象のロージーなど)が沢山でてきますが、こちらの方は、綿密な調査に基づいて描かれた世界であるとはいえ、ちょっと甘いかな、という印象が残りました。

たとえば、団員に恐れられている人減らしの手段に、走行中の列車から突き落とす「レッドライティング」という非人間的な行為があります。当時実際に行われていたのは事実なのでしょうが、小説の中では、人は落命しても、ペットは運命をまぬがれるのです(この犬は前にも助かっている)。私もふだん小説の中で動物が犠牲になると悶々としてしまうのですが、ちょっと安直に話を進めすぎなんじゃ、と思われたところです。(全然関係ないけれど、かつてリーバス警部が付き合っていた女医と別れた原因も、リーバスが猫の出入り口のロックを外し忘れたため、女医の飼い猫が家に入れず、犬だか狐だかに惨殺されてしまったためでした。リーバスと女医の件はそっちのけで、しばらく悶々としたものです)

 このような印象はほかでも多々受けました。作者は当時のサーカスの状況を綿密に調べたと言っていますが、最初に物語りがあってリサーチを行ったというよりも、最初にリサーチをして、事実が生かせる物語をでっちあげたという感じ。煎じ詰めれば、勧善懲悪のハッピーエンドの物語なので、そこがちょっと物足りない。人生の悲哀の部分(きっと当時のサーカスはもっと悲惨だったはず)を切実に描いて読者の涙を振り絞っておけば、もっと厚みのある小説になっていただろうな、と残念です。アメリカでベストセラーになっているのは、国民性かもしれませんね。イギリスでの反応はイマイチみたいです。

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Wednesday, February 28, 2007

Win Cirque du Soleil on DVD!

Saltimbancoシルク・ドゥ・ソレイユ来日記念! というわけでもないのですが、この前ご紹介した Box Set Vol.1~3 の中でダブってる "Saltimbanco" と "Dralion" をご希望の方にプレゼントしちゃいます。

"Saltimbanco" と "Dralion" のどちらかを選んで、ご自身のハンドルとメールアドレスをご記入のうえ、右のサイド・バーにあるアドレス宛メールお願いします。ついでに marginalia に対するご意見・ご希望・ご感想などをちょこっとお書き添えいただけるとうれしいです。

締め切りは3月15日(木)応募者多数の場合は抽選とし、当選された方にはこちらからあらためてメールを差し上げて、送り先などをうかがいます。
marginalia 関係者も応募可ですが、一般の方優先となります。

★DVD に関するご注意★

Dralion◎英語版です(が、セリフは全然ないので問題ないと思います)
◎リージョン・コードは日本で再生できる「2」です。
◎映像出力方式は PAL なので、日本仕様(NTSC)の DVD プレイヤーでは鑑賞できません。両システム対応の DVD プレイヤーであればOKです。

というわけで、パソコンでは問題なく鑑賞できますが、DVD プレイヤーでご覧になる場合は、プレイヤーの映像出力方式をご確認の上ご応募ください。

なにかご質問がありましたら、ご遠慮なくどうぞ~。

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Tuesday, February 27, 2007

Carnivàle

アメリカ製のTVドラマですが、ものすごい傑作でした。1週間ほど前に見終わったんですけど、シェル・ショックがまだ抜けず、何を見てもゴミにしか見えない状態が依然として続いてるほどです^^;

Carnivale - Series 1 (PAL) @ amazon.co.uk大恐慌下の米中南部、砂嵐が吹き荒れるダスト・ボウルと呼ばれるオクラホマ、テキサス、ニュー・メキシコあたりを巡業する、旅のサーカス団に拾われたひとりの青年と、季節労働者相手の教会を作ろうと腐心する伝道師の、光りと闇の化身としての対立を描いたダーク・ファンタジイなんですが、登場人物それぞれのキャラクタ造型から、時代と土地の雰囲気をそのまま切り取ってきたかのような画面作りと、作品の隅々まで本物感に満ちていて、プロットを抜きにしても、片時も目を離せないようなインパクトのある作品です。

荒れ果てた荒野の一軒家で、助けを拒んで死んでいく母親を看取った脱獄囚ベン・ホーキンズは、借金の形に土地を取り上げ、家を取り壊そうとするブルドーザーと睨み合っているところを、通りかかった旅のサーカス一座に拾われます。小人の世話役を頭に、髭女やトカゲ男、ヘビ使いや接合双生児と、おなじみのフリークを擁したサーカスは、盲目の透視術者や、昏睡状態の母親の助けで占いを行うタロット占い師、クーチ・ダンスを見せるストリップ小屋の一家や、観覧車やメリー・ゴー・ラウンドの解体・設置を行う職人など、かなりの大所帯でした。ところが、すべてを取り仕切る支配人は、世話役を通して行き先の指示を出すだけで、トレーラーに篭ったまま誰にもその姿を見せません。

いっぽう、眠るたびに見知らぬ場所で兵士に追われる悪夢に魘されるベンも、本人にも理解できない秘密を抱えていました。幼いベンの腕の中で生き返った猫を、血相を変えて溺れさせてしまう母。そう、ベンにはヒーラーの能力があったのです。サーカスの倉庫の中で、なぜか若い頃の母の写真を見つけたベンは、すべての鍵を握る見知らぬ父の行方を捜し始めます。

そのころ、西海岸では、メソジスト派の牧師、ジャスティン・クロウが、姉のアイリスとともに、教区の信徒からはつまはじきにされている季節労働者を救済しようと、新しい教会作りに追われていました。中国人の娼館を目にして、神の啓示に打たれたジャスティンは、所有者に幻覚を見せ、その弱みに付け込んでそこを巻き上げます。ところが、町の有力者との軋轢の中、やっと教会の形を取り始めた娼館は、6人の子供を中に閉じ込めたまま放火にあい、放心状態のジャスティンは野に出ることを余儀なくされます。

Carnivale - Series 2 (PAL) @ amazon.co.ukということで、ストーリイは、セカンド・シーズンの最後でのベンとジャスティンの直接対決に向かって、少しずつ謎を明らかにしながらじわじわと進むわけですが、父の足跡を追いながら次第に自分の力を自覚していくベンと、ある種ピカレスクなジャスティン牧師の受難の二つのストーリイ・ラインと平行して、サーカスの内部でも、妻と娘の美人局をしているストリップ小屋の一家を中心に、ひざを砕かれてプロ野球を追われた職人のリーダーと、タロット占いの娘を交えたインテンスなドラマが繰り広げられます。

かなり色っぽいシーンや、ホラーがかった過激な場面も出てくるんですが、この作品の凄いところは、過度に特撮に頼るような安っぽいところが見当たらないことですね。やりすぎてばかばかしさを感じさせることの一切ない、大人向けのドラマになってます。じつは、ファースト・シーズンはビルド・アップのためのかなりスローな展開で、メイン・プロットが加速を始めるのはセカンド・シーズンになってからなんですが、一般には評価の高いセカンド・シーズンよりも、個人的にはさりげない描写でじわじわと話を進めていくファースト・シーズンにより惹かれました。

結末へ向けての怒涛の展開はトップ・クラスのホラーとして息をもつがせぬものがありますが、実際は最後の直接対決は並みのホラーと比べかなり地味に終結します。といって緊張感はいささかなりとも弱まることはありません。そこに至るまでの緻密な積み重ねが、過度の演出を必要としないんですね。正直、見るべきところは、クライマックスのドラマチックなシーンにではなく、その過程のディテールにあります。

弟を愛し、周りの人々に慈悲の心を向けながらも、時として冷酷な行為も厭わず、地獄で弟と再会することを覚悟しているジャスティンの姉の屈曲した性格など、ちょっと他では見ない凄みがありますが、アイリスに限らず、メインの登場人物のひとりひとりが、信じられないほどそれぞれの役にぴったりはまった演技をしてます。カリスマティックなジャスティン牧師のピカレスクな魅力はいうに及ばすですが、主役のベンも、線の細いナイーヴなキャラクタを最大限に生かして、自分の置かれた立場をよく理解できていない青年を完璧に表現しています。

いっぽう、サーカスの日常を描いた部分は、演出というよりも実際の作業シーンをそのまま撮影したようなリアリティを感じさせ、特に、汗と埃にまみれた擦り切れた作業服が、全然衣装に見えないという徹底ぶりには感服しました。すべてのシーンにこのリアリズムへのこだわりが発揮され、荒唐無稽になりかねない物語を地に繋ぎとめる役割を果たしてます。やりすぎていない音楽や効果音も見事ですね。どの点をとっても一級品で、文句のつけようのない映像作品っていうのは、初めて見たような気がします。ということで、ホラーやダーク・ファンタジイのファンであれば必見なのはもちろんですが、密度の高いドラマがお好きな方にも強くお薦めします。

じつはこの作品、当初は3部6シーズンで企画されていたそうなんですが、十分な視聴率が稼げず、1部が完結したセカンド・シーズンで打ち切りになったという、とても信じられない悲劇に見舞われています。ということで、かなりの謎を残したまま、続編への布石でセカンド・シーズンは終わるんですが、ともかくここまで見られただけでも幸運といえるかもしれません。続編でもこれ以上のものが出来るとは思えませんので。

シリーズの構成は1時間弱のエピソードが12編でワン・シーズンとなっていて、全部見ると20時間強の長丁場になるんですが、特にセカンド・シーズンは途中で置けないので、見始めるのにそれなりの覚悟が必要です。日本のアマゾンでも US版は手に入るようですが、本家アマゾンともどもかなり高いです。いっぽう、アマゾンUKでは PAL版がむちゃくちゃ安く手に入りますので、画像のリンクは UK版にしています。オフィシャル・サイトはこちら

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Saturday, February 10, 2007

"Dralion" by Cirque Du Soleil

Cirque Du Soleil - Vol. 3現在6回目の来日公演中のカナダのサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユ。見たい見たいと思いながら、実は私まだ見に行ったことないんですよね~。今回の演目は日本初お目見えの "Dralion" なのですが、へへへ、実は DVD で見ちゃいました♪

詳細については公演のホームページに譲るとして、いやもうとにかくすごかったです。Dralion とは、東洋の Dragon と西洋の Lion の合成語で、東西の融和を象徴しています。実際出演者の多くが中国人で東洋と西洋の混成団となっていて、サーカス団自体がそれを体現しているんですね。中国雑技団の、人間業とは思えない柔軟でアクロバティックな演技を見たことがある方もいるかと思いますが、その難易度と芸術性を最大限に高めて西洋的なサーカスに融合させたという感じで、ただただ感嘆。見てるほうが、ひぇ~~と怖じ気づいてしまうような技を軽々とこなしてしまうのには、もう羨望の眼差ししか向けられませんでした。

DVD にはメイキング・シーンも収録されてるのですが、昆明での練習の場面を見ていると、最初から楽々とあんな難しい演技ができたわけではないのね~、とこれまた感動。監督の夢である高い目標に向かって、失敗を恐れず全員が一丸となって努力した結果なんですね。世界にはいろいろな対立がありますが、人種や言葉なんて関係ないんだと改めて感じました。

ド派手な衣装に包まれ、怪しいファルセット・ヴォイスの歌声にのせて繰り広げられるアクロバティックな演技は、今回も多くの人を魅了することでしょう。幕間のコントもおばかで(難しくてもそれを感じさせないところがまたスゴイ)とっても楽しいんですよ~。まだ未体験の方は、ぜひとも公演か DVD でご覧になることをオススメします。

イギリスのアマゾンでは "Cirque Du Soleil - Vol. 3" として、Alegria、La Nouba、Dralion、Saltimbanco の4枚が入った DVD Box Set がなんと £5.97(80% off)で売っているので超オススメ。Dralion、Varekei、Journey Of Man、A Baroque Odyssey の Vol.1 と Nouvelle Experience、Saltimbanco、Reinvente、Magie Continue の Vol.2(なんで演目がダブってるんでしょうね~)も先週までは 10ポンド未満だったのに、なんか値上がりしてます。それでも安いですけど、一緒に買っておけばよかったと激しく後悔中。

これ見たら、公演も行きたくなってしまいました。

注:日本ではこのボックスセットは出ていないので、リンク先はイギリスのアマゾンです。

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Sunday, January 21, 2007

"MirrorMask" directed by Dave McKean

Mirrormask英語版のDVDが出たときから、買おうか買うまいか迷いに迷っていたのですが、とうとう買ってしまいました~(日本語版を)。

サーカス一座を率いて生計を立てている両親。娘のヘレナも当然のようにして、サーカスでの役割を与えられているのだが、ふつうの女の子の生活を送りたい彼女は、ある日母と喧嘩をして暴言を吐いてしまう。しかしその直後、母が病に倒れ、ヘレナはそれが自分のせいだと思い悩む。そして知らぬうちに不思議な夢の中の世界へと入り込んでしまう。そこでは光と闇の世界のバランスが崩れ、闇の女王の勢力があらゆるところに浸食しつつあった。

それを食い止めるため、ヘレナが「ミラーマスク」を求めて冒険に出るというお話なのですが、ストーリーがおもしろかったかと聞かれれば、う~~~ん。ありきたりな物語でも見せ方によってはおもしろくなると思うのですが、なんかあんまり煮詰めてなくて、通り一遍って感じで、ちょっともったいない気がしました。

しかし! デイヴ・マッキーンのファンは必見でしょう。普段、写真や絵のコラージュで色彩感覚抜群の素晴らしい(けどヘンテコな)作品で楽しませてくれる彼が、今度はCGで魅了してくれます。2次元と3次元の世界が合体したような舞台で、マッキーンの魅力を存分に味わうことができました。今まで本で見たことあるような、ヘンテコな生き物たちが動いてるんですよ~。ただ特典DVDのインタヴューで何度も言及されているように、かなりの低予算で短期間に少人数で仕上げたみたいで、CGの出来など多少不満の残るところもありましたが、それでもマッキーンの世界が映像でとてもよく再現されていると思いました。

モンキーバードっていう、頭が鳥で体がサルの生物が出てきて「ちょっとこれはイマイチだな~」と思っていたら、インタヴューでマッキーンがニール・ゲイマンに「モンキーバードってイマイチだったかな?」なんて聞いてて、笑っちゃいました。

それからお父さん役の人、マッキーンのこと最初全然知らなくて(なんて罰当たりな!)インターネットで検索したら名前がいっぱい出てきて驚いたなんて言ってましたが、ふつうそうなんでしょうね。

特典DVDには、ブルースクリーンとCGの合成の様子なども収録されていて、とても興味深かったです。またこのコンビで作りたいと言っていたので、今から楽しみです。

そういえばマッキーンの姿を見るのは今回が初めてだったのですが、絵はシーレにかなり影響を受けていると思われる彼、見た目はクリムト似でした。思わずクリムトの自画像(カリカチュア)を思い出してしまいました。

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