「アンシブル」といえばアーシュラ・K・ル・グインが、ハイニッシュ宇宙もので超光速通信装置として登場させたアイデアですが、現在ではSF界の共有財産のひとつとして、オースン・スコット・カードやウィル・マッカーシイなども自作の中で使っていたりします。
今回ポール・パークが The Princess of Roumania の中で使用しているアンシブルは、なんと死者と通信してしまいます。やはりアンシブルも時代とともに発展し、新しい用途を開拓しているということなのでしょうか^^)
さて、気になるそのメカニズムですが、ポール・パークによればこんな形:
"She pressed the coordinates into the ansible, an iron box fifty centimeters long, ornately painted with a pattern of exploding stars. Typewriter keys protruded from one side, and her stained fingers played on them."
爆発する星の模様のついた、片側にタイプライタのキーが突き出ている50センチほどの鉄の箱だそうです。
で、ファンジン「アンシブル」の発行者でもある編集者/作家デイヴ・ラングフォードが、ほんとにそうなのかル・グインに確認したところ、
"I don't know where they get their ansibles from in Roumania, but the last model I'm familiar with is more like a large pocket handkerchief with holograms and sound effects. The Roumanian version sounds unnecessarily massive."
彼女のなじみのモデルは、大きなハンカチにホログラムとサウンド・エフェクトがついたようなデザインだそうです(<どんなんじゃい)。
しっかしまあプルマンの「ライラの冒険」にも量子ペアを使った通信機が出てきてビックリしましたけど、たぶんアンシブルもおんなじような原理なんでしょうね(といってわかったつもりになる)。
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