Monday, August 20, 2007

¿ʇsod sıɥʇ pɐǝɹ noʎ uɐɔ

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Monday, May 07, 2007

"The Secrets of the Chess Machine" by Robert Löhr

The Secrets of the Chess Machine18世紀ハプスブルク帝国時代、女帝マリア・テレジアの歓心を買うため、ハンガリーの男爵ヴォルフガンク・フォン・ケンペレンが発明したのが、史上初のチェスを差す自動人形、その名も「トルコ人」。オスマントルコが衰退しつつあった時代とはいえ、長年の敵ですからこれに負けたら悔しかったでしょうね~。ところがこれが強いんです。それもナポレオン・ボナパルトやベンジャミン・フランクリンらを次々と負かしてしまったほど。とは言っても、実はこの人形、中に人間が入って操作していたインチキ・マシンだったそうで、エドガー・アラン・ポーは『メルツェルの将棋指し』(メルツェルはケンペレン後の所有者)で、そのカラクリを推理しています。

そんなセンセーショナルで楽しい実話を元に、ドイツのジャーナリストで脚本家のロベルト・レールが書いた歴史冒険小説が、"The Secrets of the Chess Machine" で、これは彼の小説家としてのデビュー作でもあるとのこと。

人形とはいえ「トルコ人」の強さに欧米人が賛嘆の声を上げざるを得ないというのも、当時の社会情勢を考えると奇妙なことですが、啓蒙時代に欧米の知性を次から次へと負かしてしまう陰の立て役者が、移民で浮浪者の小人という社会からのはみ出し者である設定も、なんとも皮肉。作者がジャーナリスト出身だけに歴史的部分はかなり忠実に書かれているようですが、宮廷内の陰謀に巻き込まれたりと、創作の部分もおもしろそうです。

Times Online のレヴューはこちら

エコノミスト誌のトム・スタンディッジによる "Mechanical Turk: The True Story of the Chess Playing Machine That Fooled the World" も、同じ実話にミステリ色を加えた作品のようなので、読み比べてみるのもいいかもしれません。

ご参考のため、実在した自動人形「トルコ人」についてはこちら

なんか表紙がすごくかわいくありません?

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Saturday, May 05, 2007

Can You Tell the Difference?

Star Lake Saloon and Housekeeping CottagesSummer Peopleあ、いえ、この2冊がお薦めの本というわけではありません。2冊の表紙を比べてみて、なにかお気づきの点はありませんか? いえ、左側のほうが脚線美がきれいとかそういうことではなくて^^;

じつはこの2冊、同じ本のハードカバーとペーパーバックとか英版と米版というわけではなくて、別の出版社から出た縁もゆかりもない本なんです。同じデザイン会社を使ったとかそういうことなんでしょうか。

The Seal WifeOne Day the Ice Will Reveal All Its Deadこの話題、クレア・ダドマンのブログから拝借してきたんですが、彼女も同じ経験があるそうです。Wegener's Jigsaw のアメリカ版 One Day the Ice Will Reveal All Its Dead のハードカバーが黄色い表紙のほうですが、確かにデザイン的にはかなり変えられてますが、ベースは同じものですね。

まあ有名な絵画とか、イラストレータの特定の作品であれば、しばしば別の本のカバーに使われることはあるわけですが、似たタイプの作品にデザイン素材が使いまわしされるっていうのは面白いですね。作者にしてみればあんまりうれしくないかもしれませんが。

The Midnight SideThe Etched Cityもう一組、このブログにも遊びに来てくれたK・J・ビショップの The Etched City でも同じことが起きています。たまたまナターシャ・モスタートの作品を先に読んでいて、ビショップのマス・マーケット・ペーパーバックが出たときには既視感があったんですが、本の雪崩が起きてモスタートの作品が現れたときにはビックリしました(笑)

このカバーの場合には帽子を被せたり服の色を変えたりと、どう考えても原画のイラストレータが手抜きをしたことが見え見えなのが笑えます。まあどちらも作品の内容とは直結していないんですが、イメージ的には悪くないですね。ちなみにビショップによれば、オーストラリアのある作品にもこの絵が使われているそうで、双子だと思ってたらじつは三つ子だったというオチでした^^)

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Thursday, December 21, 2006

"The Joys of Engrish" by Steven Caires

The Joys of Engrish19世紀ポルトガルのへなちょこ英語本の紹介がありましたが、現代日本人だって負けてませんよ~。なにしろ English じゃなくて Engrish ですからね。

もうご存知の方も多いかと思いますが、日本の広告や看板や商品など、あちこちに溢れてるヘンな英語を紹介するサイト Engrish.com の本が昨年出ています。112ぺージ、フルカラーで、コメントは最小限に抑えられているそうです。

確かにぎょっとするような文や、意味不明のことがTシャツにでかでかと書かれていたりして、う~~むと唸ってしまうこともしばしばありますよね。これら英語を始めとする外国語は、意思や主張を正確に伝達するという言葉としての役割は殆ど期待されていず、主にイメージの世界、デザインとして楽しんでいるというカンジでしょうか。ま、外国人だって「一番」なんてばかでかく書かれたTシャツ(←昔よくロックバンドの人とか来日時に着てた記憶が)着てたりして、日本人にとっては何コレで、どっちもどっちですが。

まぁ、最近はグーグル君が大胆不敵なへなちょこ翻訳文で結構笑わせてくれるので、日本人英語のインパクトも以前ほどではなくなって来た気がしないでもありません。

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Monday, July 31, 2006

Build Your Own Superhero

スーパーヒーローが流行りの時代なんでしょうか。

CatkillerSciFi Channel の HeroMachine で、オリジナルのスーパーヒーローを作って遊びましょう^^)

わたしのスーパーヒーローは悪いネコを退治するのが専門で、双眼鏡でネコを発見しては、トランペット型の Catcall でいびってターゲットを狂気に追いやります。アイパッチなのになんで双眼鏡なんだという細かい設定のミスはいいっこなしですね。本名はミツビシといって、いつもは工事現場で働いてます。

じつは最初のトライアルであまりにものすごいヒーローが出来ちゃったんで、とてもここでは見せられないので作り直したんでした^^;

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Saturday, June 24, 2006

UNESCO Index Translationum Database Top 50 Authors

ユネスコの統計による翻訳点数の多い作家50人のリストがこちらで確認できますが、1位はなんと、なんとビックリこんな状況だったとは! タイプするのも汚らわしい名前なので、リンクで確認してみてください。ちなみにダン・ブラウンではありません(笑) たぶん誰も予想のつかない名前だろうと思います。2位以下はまあ全般に妥当な結果なんですけどね(リスト中 Biblia は Bible です)。

ベースはユネスコに加盟する約100か国が 1979年以来提供した160万冊の翻訳書だそうです。しかし、国別の翻訳点数を見ると、翻訳大国といいながら日本は5位で、ドイツやスペインの半分以下、フランスの3分の2、ロシア(ソ連)、オランダとほぼ同じレベルなんですね。アメリカが13位で日本の半分以下というのは、まあすべての翻訳書がカバーされているわけじゃないんでしょうけど、ちょっとびっくり。逆に言えば英語からの翻訳が格段に多いということなんですが(全体の半分以上が英語ですね)。

一方で、blogosphere(ブログの世界)で一番幅を利かせている言語はといえば、Technorati が把握している月間ページ数で見ると、これまたビックリ、英語ではないそうです。にわかには信じがたいですが、Technorati の創始者のブログの記事ですので、ほんとなんでしょうね。

ここから導き出される結論は、英語は活字にこだわる旧世代の人間には重要な言語だが、ブログに代表される新世代には2次的な言語にすぎないということでしょうか。これからの世代は英語なんか習ってるようじゃダメって、統計が言ってるみたいですけど……ううむ^^;

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Thursday, March 16, 2006

Pi Day

ちょっとタイミングを逸してしまいましたが(というか、後から知ったんですが)、3/14 はパイの日だったんですね。いえ、食べるパイではなくて 3.14159……の円周率のほうです。

ウィキペディアによれば、カナダのウォータルー大学(ワーテルローのほうが正しいんだろうか)で始めた半分遊びの記念日のようですが、けっこういろいろなところで楽しんでいるみたいですね。パイとパイナップルを食べてピーニャ・コラーダを飲み、ケイト・ブッシュのパイの歌を聴いて、アロノフスキーのパイを見るのが正しい祝い方だとか……って、これは嘘でしょう^^; う、四角のパイで pie are squared (πr2)だって。ひょっとするとこの間のパイで出来たパイの本はこの日のために焼かれたんでしょうか。

ということで、ケイト・ブッシュのアルバム Aerial に入っている Pi という曲をチェックしてみましたが、う、まじに円周率を歌ってます^^; 数に取り付かれた男に対するラヴ・ソングみたいですが、 "... he must put a number to it." なんて、なんだ、ただの駄洒落に落としてます。やっぱり趣味悪~。

ちなみに、今年は円周率に初めてπの文字が充てられてちょうど 300年目に当たる記念すべき年だそうです。

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Thursday, January 19, 2006

"Thirteen Phantasms and Other Stories" by James P. Blaylock

Thirteen Phantasms and Other Storiesこの間読んだティム・パワーズの短編集 "Strange Itineraries" に、このジェイムズ・P・ブレイロックとの共著があって、それもなかなかよかったので(積読の山をよそに)彼の作品も読んでみようかな~と思っている今日この頃ですが、こちらも短編集はこの "Thirteen Phantasms and Other Stories" 1冊しかなくて、これに全作品収められてるんですね(1番古いのは1977年のものだそうです)。Thirteen Phantasms and Other Stories

で、これ、ペーパーバックとハードカバーの表紙がビミョ~に違うんですけど。色とデザイン的に古色蒼然としていたのが、随分ポップになってしまって。それでもって、私はハードカバーの表紙のほうが好きなんですけど~。中古で安いのないか探したけど、ないですね。

ペーパーバックの顔は、ちょっとエドワード・バーン=ジョーンズ系でしょうか。ま、ハードカバー見る前は、こっちの表紙、気に入ってたので別にいいんですけど。

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Thursday, December 08, 2005

Lobsters!

The Secret Life of LobstersConsider the Lobster

ロブスターといえば、なんだかよくわからないけどこのロブスターの秘密の生活が以前から気になってるんですよね。ハサミに呼ばれてるんだろうか。

こちらのデイヴィッド・フォスター・ウォレスのエッセイ集もなにやら面白そうなんですけど。ロブスターが痛みを感じるかどうかの考察が入っているそうです。ウォレスですから、脚注マニアも満腹すること間違いなしの、懇切丁寧余計なお世話な注釈が満載のようです。

AccelerandoSF界でロブスターといえば、宇宙に進出したロブスターのエピソードで始まるチャールズ・ストロスの Accelerando ですね。後半に行くにしたがってあんまり面白くなくなるんですけど(というか、濃すぎ)、来年のヒューゴー賞を受賞すべき作品ではあります。アマゾンでもダウンロードできますけど、よいこはオフィシャル・サイトへ。

あれ、ロブスター特集は quark さんの一言で終わっちゃったんですか? 残念。オマールエビと伊勢えびとロブスターの違いについて聞きたかったのに。

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Friday, November 18, 2005

Just want to put them side by side and see...(2)

また表紙で遊んでみました。

"La Ghirlandata" by Dante Gabriel Rossetti

mortal_love the_lady_of_the_sea

なんか文字の感じも似てますね~。でも同じ絵なのに、エリザベス・ハンドのほうが、目つきが鋭い? ロザリンド・マイルズのほうは、イゾルデのはず。


"Ophelia" by John William Waterhouse

the_child_of_the_holy_grail the_third_witch_2発狂したオフィーリアの絵なので、オリジナルは視線が定まってなくて怖いんですが、その辺、苦心のあとが。しかし、それぞれグェネヴィアとマクベスの物語なんですけど~。

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