Wednesday, January 16, 2008

Japanese Translation Debut 2007

翻訳本出るの、早くなりました? 「まだ積ん読なのにもう訳書が~~~」ということが最近よくあるんですけど。

marginalia でご紹介してきた洋書(未読/既読)でも、既に翻訳が出たものが何点もありますねぇ。といういわけで、昨年出版された中から日本初お目見えの作家の作品をリストアップしてみましょう。原題は marginalia の記事に、邦題はアマゾンの和書にリンクしてありますので、これを機に原書、翻訳書どちらでも読んでみてはいかがでしょう。読み終わったら、それぞれのスレッドにご感想などよろしく~。

とりあえずは今思いついただけ。

"His Majesty's Dragon" by Naomi Novic
テメレア戦記 I 気高き王家の翼』ナオミ・ノヴィク

"The End of Mr. Y" by Scarlett Thomas
Y氏の終わり』スカーレット・トマス

"The Horrific Sufferings of the Mind-Reading Monster Hercules Barefoot: His Wonderful Love and His Terrible Hatred" by Carl-Johan Vallgren
怪人エルキュールの数奇な愛の物語』カール=ヨーハン・ヴァルグレン

"Mr Thundermug" by Cornelius Medvei
ミスタ・サンダーマグ しゃべるヒヒの話』コーネリアス・メドヴェイ

"The Rainbow Opera" by Elizabeth Knox
ドリームハンター (上)』『ドリームハンター (下)』  エリザベス・ノックス

"Stoneheart" by Charlie Fletcher
ストーンハート』チャーリー・フレッチャー

"The Third Witch" by Rebecca Reisert
三番目の魔女』レベッカ・ライザート

addition 19.01.2008 :
"Wolves" by Emily Gravett
オオカミ』エミリー・グラヴェット


あとは思い出したときに追加しましょうね~>みなさま

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Tuesday, January 15, 2008

Season's Greetings

Kanchu


寒いですね~。みなさまお元気でしょうか?

もう2ヶ月以上冬眠している marginalia ですが、そろそろ再開したいところですね!(と、まるで人ごとのように、とりあえず継続の意思表示をしてみたりする)

年末年始のご挨拶がなかったので、寒中見舞いなどしてみました。

お正月休み、私はゴーセイにスペインに行ってきましたが、ねずみの人は今頃地獄の3丁目あたりで苦しんでるところかも。ははは、かわいそ~~~。スペインは(迷子になりましたが)楽しくておいしかったですよ♪♪♪

ではみなさま、今年もよろしくお願いいたします。

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Tuesday, July 17, 2007

(Not So) Happy Anniversary

marginalia を始めて今日で2周年なんですが、ちょっとドツボってます。

昔書いたデイヴィッド・ブリンの『キルン・ピープル』のレヴュウがあったんで、手を入れてそれでもポストしようかと思ったんですが、ネタバレバレバレだし、評価も微妙(つまり、それなりに取り柄はあるけれど、不満なところが多く、いまひとつ)だったんで、転用はあきらめました^^;

ま、ぼちぼち回復に向かう予定です。

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Saturday, March 17, 2007

WordWeb (English Dictionary, Thesaurus, and Word Finder)

WordWeb は、タスクトレイに常駐して、Ctrl+右クリックで他アプリ(インターネットとか、ワードとか、pdf とか、文字として認識できるものは何でも)の英単語を調べられる英英+類語辞典で、単語の発音も音声で出してくれる優れもののフリーソフトです。

不精者なので、ふだんは分からない単語はすっとばして読んじゃうんですが、ちょっと使ってみたカンジでは、これはけっこう便利です。

フリーでの使用条件が、環境に配慮することというのも、とっても好感が持てていいですね。

詳細は窓の杜で。

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Wednesday, February 28, 2007

Win Cirque du Soleil on DVD!

Saltimbancoシルク・ドゥ・ソレイユ来日記念! というわけでもないのですが、この前ご紹介した Box Set Vol.1~3 の中でダブってる "Saltimbanco" と "Dralion" をご希望の方にプレゼントしちゃいます。

"Saltimbanco" と "Dralion" のどちらかを選んで、ご自身のハンドルとメールアドレスをご記入のうえ、右のサイド・バーにあるアドレス宛メールお願いします。ついでに marginalia に対するご意見・ご希望・ご感想などをちょこっとお書き添えいただけるとうれしいです。

締め切りは3月15日(木)応募者多数の場合は抽選とし、当選された方にはこちらからあらためてメールを差し上げて、送り先などをうかがいます。
marginalia 関係者も応募可ですが、一般の方優先となります。

★DVD に関するご注意★

Dralion◎英語版です(が、セリフは全然ないので問題ないと思います)
◎リージョン・コードは日本で再生できる「2」です。
◎映像出力方式は PAL なので、日本仕様(NTSC)の DVD プレイヤーでは鑑賞できません。両システム対応の DVD プレイヤーであればOKです。

というわけで、パソコンでは問題なく鑑賞できますが、DVD プレイヤーでご覧になる場合は、プレイヤーの映像出力方式をご確認の上ご応募ください。

なにかご質問がありましたら、ご遠慮なくどうぞ~。

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Wednesday, February 14, 2007

Books for Rent!

アマゾンのアフィリエイト収入が、持って夜逃げできるほどではないんですけどかなり貯まっていますので、使い道を考えてるんですけど、貸し出し用の本や DVD を用意するなんてどうでしょう?

ペーパーバックならまだしも、気に入るかどうか分からないのに購入するのはちょっと……というもので、何人かの人が興味を持っているもの、あるいはこのブログでプッシュしたい作品を用意して、希望者にお貸しし、返送料のみ負担いただくという形です。まあ個人の蔵書を借りるのでもかまわないのですが、そうすると借りるほうでも気を使わないといけないし……ということで、誰のものでもない、このブログの所有物というのはいいアイデアだと思うんですけど。

ということで、まずは何を用意したらいいか候補を募集します。このブログで紹介したもので気になっているものでもいいし、全く新規のものでもかまいません。また、ダブリ本とか不要本で、誰かが読みそうなものをご提供いただくのもアリかと思います。ただし、『コーデックス・セラフィニアヌス』SUMO は、検討するまでもなく却下(笑) リトル・ニモの超大型本は考えなくもないんですが、ちょっと送料がいくらになるか想像がつかないんですよね。

まずは間違いなく借り手がつくと思われるオススメ本、ショーン・タンの The Arrival を準備しましょう。1冊注文しておくことにしますので、貸し出し希望者のかたはコメントでお知らせください。

まあ読んだり見たりしたあとは、感想を投稿いただくかコメントいただけるとベストなんですが、完読するかどうかも含め、条件とはいたしません。

[附記]

……と思ったんですが、ちょっと中止することにしました。背景はコメントをご覧ください。

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Monday, January 01, 2007

Happy New Year!

Photo_1

明けましておめでとうございます。

昨年書き込みしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました。
今年もよろしくお願いしますね~。

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Thursday, November 16, 2006

War Against the Weird

先月はヴィクトリア朝もの強化月間ということで、思い切って宣言したところなかなか効果がありましたので(う、そのわりにはメインの作品の紹介がまだ書いてない^^;)、今月はヘンテコ本をいくつか片付けることを目標にしてみましょう。いやまあ、いつもヘンテコ本ばかりじゃないかというのは横に置いておきまして^^;

Special Topics in Calamity Physicsピンチョンの Against the Day は quark さんがやっつけてくれますので、わたしはマリシャ・ペッスルの Special Topics in Calamity Physics とか、クリス・エイドリアンの The Children's Hospital の係でしょうか。ブレット・イーストン・エリスの Lunar Park も残ってるし。あ、ジェフ・ヴァンダーミアの Shriek もまだだった^^; 援軍はありませんか? 志願兵、じゃない、ヴォランティア大募集ですよ。ううむ、b…さんの Funerary Violin とか、s…さんの Vellum のレヴュウがあったらむちゃくちゃうれしいんですけど。

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Sunday, October 01, 2006

The Great Victorian Collection Month

はてさて、やっと夏ともおさらばして読書の秋ですね。と同時に10月はホラーの月でもあります。ということで、今月はテーマを設けましょう。題して "The Great Victorian Collection Month"

というのが、このところヴィクトリア朝ものが流行りで、この秋にも The Meaning of Night とか The Glass Books of the Dream Eaters なんていう大作が登場してますし、ここ数年ホラーの世界で主流になっているゴースト・ストーリーも、もとはといえばヴィクトリア朝時代に盛んになったもので、The Thirteenth Tale なども、舞台は現代でありながらヴィクトリア朝の幽霊物語の面影を色濃く示すといわれています。あるいはちょっと時代を遡って19世紀初頭のリージェンシー時代に目を移すと、Temeraire なんていう竜の出てくるナポレオン戦争の物語もありますし。The Great Victorian Collection

そんなわけで今月はヴィクトリア朝ものとホラーをメインに読む月といたします。ただしまあ、上述の大作は他の方にお任せして、ちょっと古い作品になりますが、わたしはブライアン・ムーアの The Great Victorian Collection でお茶を濁すことに……なんせ 200ページ程度と手ごろな長さだし、面白そうだし……。ううむ、月のあたまから詐欺を働いてどうする^^;

いえ、まじに読めたらこの秋の話題作をカバーしていきましょう。ご協力お願いします。

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Wednesday, August 23, 2006

Farewell Summer!!

Farewell Summerカウンターが 30000 に近づいていて、この感じでは8月中に到達しそうですので、またキリ番キャンペーン、やります。暑い夏ともおさらばということで(快適な夏を過ごしている人にはすみません)、踏まれた方には、レイ・ブラッドベリの Farewell Summer か、あるいはお好きなハードカバーを差し上げることにしましょう(ただし、ヘルムート・ニュートンの SUMO なんていう意地悪はなしでお願いします^^;)。日本語もOKですし(まあダン・シモンズの『イリアム』止まりでしょうか)、都合が悪ければアマゾンのギフト・カードにさせていただきますので、コメントで申告ください(ただし、Farewell Summer の場合は10月発売になります)。

申告してくださった方が二人以上になった場合は、例によって大岡裁きで、本の引っ張り合いをしていただき、う~ちぎれる~という本の痛みに耐えかねて、先に手を放した方の勝ちということに……って、これはソロモンでしたっけ? う~ん、なんかウェブ上ではどうやったらいいのか分かりませんので、三方一両損にしましょうかね。

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