Saturday, May 05, 2007

Pronunciation Guides to Film-Stars & Authors

アマゾンのブログで面白そうなことが色々始まってますが、この映画スターの名前の発音ガイドっていうのは役に立ちそうですね。じつは発音が分からないのは日本人だけじゃなくて、珍しい名前の場合はネイティヴに訊いても「自分はこう発音しているけど……」という自信なげな答えが返ってくる場合が多いです。それも訊く相手によってけっこうまちまち(笑)

ということで、作家の名前についてもガイドを作ろうということで、いま調査対象の募集をしてますので、発音を知りたい名前がありましたら、コメントで依頼しておいたらいかがでしょうか。ちなみに、とりあえず例として挙がっているマイクル・シェイボンはいいとしても、Chuck Palahniuk がチャック・ポーラニックだったなんて、みなさんご存知でした? パラニュークと後ろにストレスがあるんじゃなくて、頭のポーが強いんですね。

リストにある Jonathan Lethem は日本ではジョナサン・レセムですが、これはリーサムだったはず。まあ答えを待つことにしましょうか。

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Monday, January 15, 2007

A Pronunciation Guide to Names of Public Figures

探し物をしていたら、アメリカの National Library Service で提供している著名人名発音ガイドに出くわしました。The Library of Congress の一部門ということは、日本の国会図書館の下部組織みたいなもんなんでしょうか。盲人や障害者向けの公共サービスを提供しているところのようです。

ということで、朗読者向けに、読みにくい人名の発音をまとめたもののようですね。日本ではマコーリアンとかマッコクランとか表記が混在している Geraldine McCaughrean も、ここによると「マコークラン」が正しいようですし、Hergé もイーヴン・ストレスの「エアジェイ」になってます。まあかなりの有名人に限られてて、お目当ての名前が必ずあるとは限りませんが、かなり信頼できる指針として使えるんじゃないでしょうか。

ちなみに悪者ディック・チェイニイ(Richard Cheney)をチェックしてみたところ、本人の発音による「チーニイ」じゃなく、一般に呼ばれている「チェイニイ」になってました。

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Monday, September 18, 2006

The Eye of Argon, by Jim Theis

The Eye of Argonなんと~、ごく有名な作品ながら、いままでオリジナルが行方不明で、コピーのみがファンの間で流通していたという伝説のファンタジイが、とうとう出版されるそうです。オリジナルが掲載された1970年のファンジンが昨年発見されて(ジャック・ウィリアムスンが大学に寄贈した資料の中から現れたとか)、結末もきちんと復元されたようですね。

で、この作品、有名は有名なんですけど、じつは史上最悪のファンタジイとして有名なんです。当時16才の作者が書いた文章というのが、意図したとしてもここまで不適当な単語が並べられるだろうかという代物で、本人がマジなだけにその迫力たるやもう……ダン・ブラウンの文章なんか比べ物にならないくらい凄いんです。

SFのコンヴェンションでは、しばしばこの作品の朗読のコンテストが行われ、書かれている通りに、しかも途中で吹き出さずにどこまで読めるか競うのがはやったそうです。正式ルールでは、1ページきちんと読めた人はプロの朗読者かトレーニングをしてきたものと見做され、そこでアウトなんだとか。

じつはこの作品、ウェブ上でもコピーが公開されてるんですが、ファンタジイ読みたるもの、やはり1冊は持っておきたいですね。ともかく、ブルックスやエディングス、ジョーダンやグッドカインドがどうしょうもないゴミだと思っている方は、この作品を読んで認識を改めましょう^^)

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Tuesday, August 22, 2006

The Phantom Tollbooth, by Norton Juster

The Phantom Tollboothぜんぜん新しい本ではありませんが、児童書ファンタジイの定番中の定番でありながら、日本ではほとんど知られていないようですので、ちょこっと紹介しておきます。じつは何年か前に『マイロのふしぎな冒険』というタイトルで邦訳も出ているんですが、言葉遊びの部分がうまく移しかえられなかったのか、それとも出版社が熱心じゃないのか、話題にもならずに埋もれてしまってますね。本国アメリカではチャリチョコ(Charlie and the Chocolate Factory)並みの人気作品で、知らない人はまずいないくらいに有名なんですけど。

お~、Amazon.com では、The Phantom Tollbooth の読者評が 500件、チャリチョコが 409件で、なんと勝ってるではないですか!! まあいろいろなところで言及されることが多いので、児童書に携わる人には必読書ですよ。

てことでちょいと Wikipedia でカンニングを^^;

ひまを持て余している少年 Milo の元に、あるとき組み立て式の料金所が送られてきて、Milo はおもちゃの自動車に乗って Kingdom of Wisdom へ向かうんですが、ヘンテコな世界でヘンテコな人々に会いヘンテコなことに巻き込まれてしまうんですよね。メインとなるのは Dictionopolis と Digitopolis の争いで、まあ最後には Milo が丸く治めてメデタシメデタシとなるんですが、その過程がおかしいのなんのって……『オズの魔法使い』のノリで書かれた『不思議の国のアリス』の感じでしょうか。

ハムレットのように迷ってばかりの Whether Man とか、二つの国の板ばさみになる Rhyme と Reason の二人のプリンセス、Digitopolis を支配する Mathemagician …… とくれば、まあ想像はつくと思います。

ということで、おそらく翻訳では面白さは半減すると思いますので、やっぱりそのあたりがほとんど知られていない原因でしょうか。

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Tuesday, May 09, 2006

VanderMeer's Essential Fantasy List Revised

整理しなおしたということで、ヴァンダーミアのファンタジイ・リストがリヴァイズされ、一部削除・集約も含め64作に落ち着いたようです。以前のリストと基本的には変わらないようですが、クレア・ダドマンデイヴィッド・ミッチェルレーナ・クルーンなどが追加されたのはうれしいですね。

55番と56番が伏せられていますが、これは世界幻想文学大賞のジャッジを務めているため、昨年出版された作品についてはノミネーションが発表されるまで公にコメントできないからということのようです。う~ん、ヴァンダーミアの趣味からすると、ポール・パークの Princess of Roumania やコリイ・ドクトロウの Someone Comes to Town, Someone Leaves Town じゃなくて、おそらくハル・ダンカンの Vellum と、ジェフリイ・フォードの The Girl in the Glass あたりでしょうか。

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Monday, April 24, 2006

Essential Fantasy Reading List by Jeff VanderMeer

ヴァンダーミアのサイトで、彼の考えるファンタジイの全体像をとらえるための必読書 60冊がリストされてます。ファンタジイを書こうとする人向け、とは銘打たれてますが、読者向けと捉えても特に問題はないでしょう。

FANTASY: ESSENTIAL READING

  1. Pale Fire, Vladimir Nabokov (『青白い炎』ウラジミール・ナボコフ)
  2. The Gormenghast Trilogy, Mervyn Peake (「ゴーメンガースト三部作」マーヴィン・ピーク)
  3. Lanark, Alasdair Gray (『ラナーク』アラスター・グレイ(近刊))
  4. Jerusalem Poker, Edward Whittemore
  5. The Chess Garden, Brooks Hansen
  6. The Infernal Desire Machines of Doctor Hoffman, Angela Carter
  7. Alice in Wonderland, Lewis Carroll (『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル)
  8. Ficciones, Jorge Luis Borges (『伝奇集』ホルヘ・ルイス・ボルヘス)
  9. Nights at the Circus, Angela Carter (『夜ごとのサーカス』アンジェラ・カーター)
  10. Observatory Mansions, Edward Carey (『望楼館追想』エドワード・ケアリー)
  11. Possession, A.S. Byatt (『抱擁』A・S・バイアット)
  12. In Viriconium, M. John Harrison
  13. Arc d'X, Steve Erickson (『Xのアーチ』スティーブ・エリクソン)
  14. V, Thomas Pynchon (『V.』トマス・ピンチョン)
  15. Sinai Tapestry, Edward Whittemore
  16. Quin’s Shanghai Circus, Edward Whittemore
  17. If Upon a Winter's Night a Traveler..., Italo Calvino (『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルヴィーノ)
  18. Collected Stories, Franz Kafka (「カフカ短編集」フランツ・カフカ)
  19. The Master & Margarita, Mikhail Bulgakov (『巨匠とマルガリータ』ミハイル・ブルガーコフ)
  20. Mother London, Michael Moorcock
  21. The Collected Stories, J.G. Ballard (「バラード短編集」J・G・バラード)
  22. A Fine and Private Place, Peter S. Beagle (『心地よく秘密めいたところ』ピーター・S・ビーグル)
  23. The New York Trilogy, Paul Auster (「ニューヨーク三部作」ポール・オースター)
  24. Blood Meridian, Cormac McCarthy
  25. The Birth of the People's Republic of Antarctica, John Calvin Bachelor
  26. House of Leaves, Mark Danielewski (『紙葉の家』マーク・Z・ダニエレブスキー)
  27. The Riddle Master Trilogy, Patricia McKillip (「イルスの竪琴シリーズ」パトリシア・A・マキリップ)
  28. The Baron in the Trees, Italo Calvino (『木のぼり男爵』イタロ・カルヴィーノ)
  29. The Other Side, Alfred Kubin (『対極』アルフレート・クービン)
  30. The Circus of Doctor Lao, Charles Finney (『ラーオ博士のサーカス』C・G・フィニー)
  31. A Voyage to Arcturus, David Lindsay (『アルクトゥールスへの旅』デイヴィッド・リンゼイ)
  32. The Circus of the Earth & the Air, Brooke Stevens
  33. Gulliver's Travels, Jonathan Swift (『ガリヴァー旅行記』ジョナサン・スウィフト)
  34. Dictionary of the Khazars, Milorad Pavic (『ハザール事典』ミロラド・パヴィッチ)
  35. At Swim-Two-Birds, Flann O'Brian (『スウィム=トゥー=バーズにて』フラン・オブライエン)
  36. The Troika, Stepan Chapman
  37. The Fan-maker’s Inquisition, Rikki Ducornet
  38. Solomon Gursky Was Here, Mordechai Richler
  39. Darconville's Cat, Alexander Theroux
  40. Don Quixote, Cervantes (『ドン・キホーテ』セルヴァンテス)
  41. Poor Things, Alasdair Gray
  42. Geek Love, Katherine Dunn (『異形の愛』キャサリン・ダン)
  43. The Land of Laughs, Jonathan Carroll (『死者の書』ジョナサン・キャロル)
  44. The Wizard of Earthsea Trilogy, Ursula K. LeGuin (「アースシー三部作」アーシュラ・K・ル=グイン)
  45. The House on the Borderland, William Hope Hodgson (『異次元を覗く家』ウィリアム・ホープ・ホジソン)
  46. Little, Big, John Crowley (『リトル、ビッグ』ジョン・クロウリー)
  47. One Hundred Years of Solitude, Gabriel Garcia Marquez (『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア・マルケス)
  48. The General in His Labyrinth, Gabriel Garcia Marquez (『将軍の迷宮』ガブリエル・ガルシア・マルケス)
  49. The Seven Who Fled, Frederick Prokosch
  50. Already Dead, Denis Johnson
  51. The Portrait of Mrs. Charbuque, Jeffrey Ford
  52. Phosphor in Dreamland, Rikki Ducornet
  53. The Passion of New Eve, Angela Carter
  54. Views From the Oldest House, Richard Grant
  55. Life During Wartime, Lucius Shepard (『戦時生活』ルーシャス・シェパード)
  56. The Chronicles of Master Li and Number Ten Ox, Barry Hughart (『鳥姫伝』他 バリー・ヒューガート)
  57. The Famished Road, Ben Okri (『満たされぬ道』ベン・オクリ)
  58. Altmann’s Tongue, Brian Evenson
  59. Girl Imagined by Chance, Lance Olsen
  60. The Fantasy Writer’s Assistant & Other Stories, Jeffrey Ford

じつはこれ、3年ほど前にもヴァンダーミアが持ち出したもので、これをベースに大勢の人がそれぞれがベストだと考える作品をあげて、なかなか活発な議論に発展したんですが、その結果がメインのリストに続く 400冊を超える comprehensive list となったのでした。ただの人気投票ではなく、かなりのジャンルの読み手/書き手によって練られたリストなので、ゴミはふるい落とされてます。じつはわたしがあげた作品も何冊かこの中に含まれているんですけど^^;

ざっと見ただけでも、広く捉えたファンタジイというのがむちゃくちゃ豊かな世界だというのがよくわかりますが、ヴァンダーミア自身のリストはかなりスタイル重視の作品に偏ってますし、400冊並べても英語圏偏重で、ファンタジイ全体を語るには、まだまだ足りないような感じもするんですよね。

ということで、ここから宝を掘り出すのもいいんですけど、ヴァンダーミアはまた議論の再開を狙っているようですので、このリストから漏れている重要な作品や、なんでこんな作品が入っているんだという文句をコメントしてみても面白いんじゃないでしょうか。ちなみに、ここ 10年ほどの作品はまだ評価が定まっていないため避けるという前提で、英語で読めるものという暗黙の了解もありましたが、どちらもかなりゆるく適用されてます。

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Sunday, January 29, 2006

Mythologica

Mythologica本の形での神話のレファレンスということでは、おいとくだけで邪魔になるこちらはいかがでしょうか。カナダでしか買えないのでカナダのアマゾンにリンクしておきます。

ともかく造本が凄いです。普通の大判のハードカバーのちょうど倍のサイズの版型に、オールカラーのコート紙で 500ページという厚さなので、重さもかなりなもの。なんとケース入りで取っ手がついてますので、振り回したら強力な武器になります。

内容は事典のように細切れではなくて、トピックごとに解説記事がある形です。すべてのページに色々なところから集められた図版が入ってますので、眺めているだけでも楽しいです。全体のほぼ半分はギリシャ・ローマ神話に充てられてますが、それ以外の神話もなかなか詳しいです。日本の神話・伝説にも10ページ以上が割かれていて、こちらは専門家が執筆しているため内容はしっかりしています。まあ断片的な紹介なのはしょうがないですね。

ということで、事典と図版の両方を兼ね備えたコーヒー・テーブル本としてはむちゃくちゃお買い得です。置き場所に困りますけど。

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Godchecker.com

Godchecker.com

神話の話題が出たところで、オンラインの神話のガイドなど。

神話がらみの背景をチェックするには、老舗の Encyclopedia Mythica が有名なんですが、もうひとつ、Godchecker っていうのを見つけました。こちらはエントリは Mythica ほど多くないんですが(Mythica はアーティクルが 7,156、Godchacker は扱われている神が 2,850 だそうです)、tongue-in-cheek な説明が楽しくて、堅苦しくなくていいですね。

ま、でも、日本の神の項目は人材が手薄なようで、選ばれてる神も???ですし、説明もかなり怪しいです。Raiju っていうのはなんでしょう? Adachigahara も地名だと思うんですけど^^;

ハル・ダンカンの Vellum には、イナンナとかエンキとか、古代メソポタミアの神がいろいろ登場するので、ここにはお世話になりましたけど、そちらもあんまりあてにならないのかな。日本の神話についてお詳しい方、助っ人されてはいかが?

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Friday, November 11, 2005

A (Hopefully) Growing Guide to Sick Lit

このところ病気、というよりは、特殊な感覚を持った主人公や、異常な状態に置かれた人々を扱った作品が数多く書かれています。流行とまでいえるのかどうかは分かりませんが、特殊な視点を得るための手法として積極的に活用されているのは確かです。

これにともない、一般的な用語というよりは、半ば冗談で sick lit という言葉が生まれました。通常の疾病をストレートに扱ったものではなく、あくまで視点の転換を目的にしたものなので、それって厳密には病気じゃないだろっていうものが主な対象となります。実質的にはドラッグによる幻想や現実崩壊感をもっと一般的に受け入れられやすい形で描き出した、いわば合法的なドラッグに相当するものなのではないですかね。

とうことで、目に止まった作品をリストしてみました。もし他にもここに当てはまるような作品がありましたら、コメントや掲示板でお知らせください。随時追加します。ただし、現実の病気を揶揄するような作品やコメントはご遠慮ください。(2005/11/9)

The Thackery T. Lambshead Pocket Guide to Eccentric & Discredited DiseasesGeneral Guidebooks:

Synaesthesia (共感覚):

  • Starseeker, by Tim Bowler (『星の歌を聞きながら』)
  • A Mango-Shaped Space, by Wendy Mass (『マンゴーのいた場所』)
  • Mondays Are Red, by Nicola Morgan
  • "The Empire of Ice Cream", by Jeffrey Ford (「アイスクリームの帝国」)
  • Evening's Empire, by David Herter
  • Painting Ruby Tuesday, by Jane Yardley
  • Astonishing Splashes of Colour, by Clare Morrall
  • Memory Artists, by Jeffrey Moore [+アルツハイマー]

Autism, Asperger's Syndrome (自閉症、アスペルガー症候群):

  • The Curious Incident of the Dog in the Night-Time, by Mark Haddon(『夜中に犬におこった奇妙な事件』)
  • The Speed of Dark, by Elizabeth Moon (『くらやみの速さはどれくらい』)

Amnesia (記憶喪失):

Coma, NDE (昏睡、臨死体験):

The Tarrying Dead (死者):

  • The Lovely Bones, by Alice Sebold (『ラブリー・ボーン』)
  • Shade, by Neil Jordan
  • The Innocent's Story, by Nicky Singer

Others (その他):

  • Motherless Brooklyn, by Jonathan Lethem (『マザーレス・ブルックリン』) [トゥーレット症候群]
  • Hallucinating Foucault, by Patricia Duncker [統合失調症]
  • 98 Reasons of Being, by Clare Dudman [精神病院の患者]
  • Skallagrigg, by William Horwood (『スカヤグリーグ』) [脳性マヒ]
  • Set This House in Order, by Matt Ruff [多重人格]

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Saturday, September 03, 2005

Charles Fort

ブルー・バリエット『フェルメールの暗号』でも言及されているチャールズ・フォート(1874-1932)は、新聞や科学論文から掘り出した怪現象を集めた「世にも不思議な話」ふうのノンフィクションで有名な作家で、いわばトンデモ本や X-Files の元祖ともいえる人。日本ではまとまった翻訳がないせいかあまり聞かない名前ですが、説明のつかない不可解な出来事を指す "fortean" (フォーティアン)という形容詞がごく普通に使われるように、米英では知ってて当然の有名人です。現在でもフォートのファンは多く、雑誌 Fortean Times や、ウェブジン Fortean Bureau などが見られるほか、フォートにちなんだ怪しい話の創作ノンフィクションもさかんです。

ちなみに、かなりの著作がウェブで公開されているようで、代表作の Lo! もこちらで読めます。

"We shall pick up an existence by its frogs.

Wise men have tried other ways. They have tried to understand our state of being, by grasping at its stars, or its arts, or its economics. But, if there is an underlying oneness of all things, it does not matter where we begin, whether with stars, or laws of supply and demand, or frogs, or Napoleon Bonaparte. One measures a circle, beginning anywhere." - from Lo!

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