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Thursday, January 17, 2008

"Blank Gaze" by Jose Luis Peixoto (Author), Richard Zenith (Translator)

Blank Gaze

あらら、この表紙のイラストはアンドリュー・クルーミーでお馴染み(?)のサラ・ファッネリじゃないですか~。

と相変わらず表紙にひっかかって、昨年11月のイギリスでの出版時からチェックを入れてレヴューが出てくるのをひたすら待っていたのですが、レヴューが出てくる前にイギリス・アマゾンでは取り扱いがマーケット・プレイスだけになっちゃいました。あまり売れてないんでしょうか? ちょっと残念。

舞台はポルトガルの寒村。その厳しい環境の中で生活する人々の愛憎の物語のようなんですが、出てくる人たちがちょっとヘンです。悪魔に「寝取られ男」と告げられた主人公、その相談にのる120歳の老人、指でくっついてるシャム双生児やら、盲目の娼婦やら……。そんなユニークな人々が織りなすのは、どこにでもあるような普遍的な物語。それが美しい詩的な文章で書かれているそうです。

この作品、ポルトガル語からの英訳なのですが、ポルトガルの小説家であり詩人でもある作者のジョゼ・ルイス・ペイショートは、なんとこの作品で 2001年にジョゼ・サラマーゴ賞を受賞しているんですね。そう言われると、う~ん、やっぱり気になります。

こちらで彼の詩を数編読むことができます。ちょっとユニーク? その下にあるサラマーゴの彼に対する評 "Jose Luis Peixoto is one of the most suprising revelations in recent Portuguese literature. I have no doubts that he is the safe promise of a great writer." って、スゴイお墨付きじゃないですか?

日本語訳の出版も決まっているようなので、英訳で読むか邦訳で読むかも悩みどころですね(って、UK版は相変わらず値段高いですが、米国でも今年発売されるようです)。

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