Where the Wild Things Are on Film
モーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』が実写映画になるそうですよ……っていっても、公開は 2008年の10月ということで、1年も先の話ですが。
監督のスパイク・ジョーンズとともに脚本を担当するのはなんとデイヴ・エガーズ。もともとは絵本なので、長編映画化ということでは余計なエピソードで膨らませて台無しにならないかという点が心配ですが、心理的な描写に重きを置いて原作に奥行きを与えるようなしっかりした台本になっているようです。期待できそうですね。
この作品の映像化ということでは、作曲者のオリヴァー・ナッセンが指揮したグラインドボーンのオペラのライヴ映像を見たことがありますが、正直音楽ともどもかなり退屈だったような記憶が……^^; センダックが美術を担当した『三つのオレンジへの恋』のほうが遥かに印象に残っています。アニメ化ということでは 1983年にディズニーが手を出しかけたということですが、実現しなくてよかったですね。これとは別に 1988年にセンダックを絵を元に短いアニメが制作されたそうですが、こちらは youtube に上がってます。画質はいまいちで残念ですが、なかなかチャーミングな出来なのでリンクしておきましょう。
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Comments
アニメ版、かわいい~~。実写版は別物と思って見たほうがよさそうですね。
Posted by: Lilith | Tuesday, October 30, 2007 22:59