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Wednesday, August 15, 2007

Death By Chocolate: Redux, by David Yurkovich

Death By Chocolate: Reduxううむ、夏にはむちゃくちゃ鬱陶しいヒーローの登場ですよ。スイスの怪しいキャンディ工場で、ついうっかり溶けたチョコレートの桶に落ちた主人公は(たぶん ISO 9001 の認定は受けてないんでしょうね)、そこに巣くっていた異星生物と一体化して、純チョコレート人間となってしまいます。ウィリー・ウォンカの工場では落ちた人間はチョコレートの原料になりますが、こちらでは逆。誤って死なせてしまった人間を助けるウルトラマンと設定がそっくりですね^^)

で、触れるものすべてをチョコレートに変える能力を身に着けたミダス王のような主人公、悪の道に堕ちてたんですが、FBIに捕まって改心し、エージェント・スウィート(Swete)として、食べ物がらみの犯罪に挑むことになります。なにやら人語を話す異次元犬ジェフリイや、作家のヘミングウェイと知り合いになって、不死を授ける「永遠パスタ」の盗難事件や、なんでも貪り食う3人組と渡り合うようです。かなりノワール・タッチということですが、スウィートなのにブラック・チョコレートですか^^;

なんか悲劇的な結末が待っていそうな予感がしますが(まあチョコレート人間の末路ですからね~)、これはやはり鬱陶しさを我慢しても夏に読まないと実感が湧かないでしょう。脳みそがチョコレートになっちゃいそうな気もしますけど……。

ちなみにこの作品に合うチョコレートといえば、やっぱり中がとろとろになったリンツのリンドールでしょう。げ~っ、考えただけでも涎が……じゃない、吐き気が^^;

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