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Tuesday, May 15, 2007

Soon I Will Be Invincible, by Austin Grossman

Soon I Will Be Invincibleううむ、どうしても無視して通り過ぎることのできない悪趣味なカバーです。いえ、当たり前のスーパーヒーローものには全然惹かれないんですが、こういういかにもヘンテコそうな作品には思わず手を出してみたくなります。

自らの力を天下に知らしめようと、地球の公転軌道をずらし寒冷化を画策するマッド・サイエンティスト Doctor Impossible に対するは、リーダーが行方不明になってしまったため、やむなくスーパーヒーローのチーム「チャンピオンズ」を率いる羽目になった新米サイボーグ Fatale(ファタールですからもちろん女性です)。とはいえ二人とも自らの仕事や存在意義に疑問を抱えているようですね。

どう考えてもオフ・ビートな展開になりそうなこの作品、本職はビデオ・ゲーム・デザイナーだというオースティン・グロスマンのデビュー作ですが、この人、『コーデックス』の邦訳のあるNYタイムズのレヴュア、レヴ・グロスマンの兄弟らしいです(う、年齢が近そうだと思ったら、この2人双子じゃないですか)。なおさら一筋縄では行きそうにありませんね。プロモーション用のオフィシャル・サイトはこちら(あっさりしてて期待はずれです^^;)

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Comments

忘れてましたけど、これ半分くらいまでは読みました。

どうも、みんな好きみたいですね。アメコミのキャラをリアルに描くってのが。アラン・ムーアの「ウォッチメン」や<ワイルドカード>が代表的でしょうが、90年代以降はアメコミ自体がリアル化の方向に向かってるようです。この小説も、オフビートでコミカルなタッチを期待して読み始めたんですけど、いや~、マジなんですよ。登場するスーパーヒーローたちの細かな設定をし、スーパー悪党の生い立ちから現在に至る経緯をきちんと説明し、ヒーロー間の立場の違いから心理的なすれ違いまでを丹念に追いかけ……と、実にまっとうな娯楽小説。このまま、すぐに映画化できるんじゃないかと思えるくらいですね。

であるからこそ、私なんかに言わせればちっとも面白くないんです。a nanny mouseさんのおっしゃる「当たり前のスーパーヒーローもの」を小説で書くことに何の意味があるのか、色々考えちゃいました。

Posted by: quark | Sunday, January 20, 2008 at 20:05

あら、ストレートなスーパーヒーローものでしたか。あのグロスマンの双子の兄弟ということなので、かなりひねりがあるんだろうと思ってたんですけどね。

ううむ、わたしもそのうち少しは齧っておかないと。

Posted by: a nanny mouse | Monday, January 21, 2008 at 00:39

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