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Wednesday, April 11, 2007

"Oscar Wilde and the Candlelight Murders" by Gyles Brandreth

The Oscar Wilde Murdersさあ、問題です。チョーサー、エリザベス1世、カント、フロイトに共通するのは? 答えは「探偵」ですね。歴史上の人物が探偵になって事件を解決……っていうのは、marginalia で取り上げただけでも、以上のように時代・職業を問わずいろいろありましたが、今度は探偵オスカー・ワイルドの登場です。本作で始まるこのシリーズ、年1回発行で全9巻になる予定だそうです。

作者のジャイルズ・ブランドレスは、元保守党議員で、モノポリーの元ヨーロッパ・チャンピオン、BBCラジオ番組の制作に携わり、英王室の伝記などの著作もある有名人ですが、なにより興味深いのがお父さんがワイルドの親友ロバート・シェラードやボジーを直接知っていたということ。また、ブランドレス自身も『オスカー・ワイルド書簡集』を編纂したワイルドの孫マーリン・ホランドと一緒の学校に通った友人同士だとか。ということは、かなり実像に近いワイルドになっていそうですね。彼の知られざる素顔を垣間見ることができるかもしれません。

こちらの本書の紹介記事によると、初っ端から、実際にワイルドの友人(!)だったコナン・ドイルが登場、2巻目にはブラム・ストーカーがひょっこり姿を現したりするんだそうです。ワイルドの広い交友関係から、いろいろなエピソードが楽しめそうです。

ワイルドの機知とアフォリズム満載の、時代の雰囲気あふれる作品に仕上がっていそうで、個人的にかなり期待してしまいます。このシリーズのサイトはこちら

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Comments

ふむ~、最初から9冊のシリーズと決めているあたりが、ミステリとしてはあまり期待できそうにありませんが、その他の部分が面白そうですね。

ドリアン・グレイも途中で放り出してありますので、ワイルドについてなんにも知らなくても楽しめるんでしょうか。

Posted by: a nanny mouse | Thursday, April 12, 2007 01:33

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