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Thursday, April 05, 2007

The Book of Air and Shadows, by Michael Gruber

The Book of Air and Shadows呪術師が主人公のミステリという『夜の回帰線』のシリーズが順調に邦訳されているマイケル・グルーバーですが、今回はシリーズ外の作品、それもシェイクスピアの未発見の戯曲の謎を追ったスリラーということで、これは気になります。

古書のカバーに隠された謎の手稿を解読してみると、シェイクスピアがヴァチカンの手先じゃないかと見張っていた 16世紀のスパイのものだった。さらにそこには未発見の戯曲にまつわる手掛かりも書きとめられていた。マンハッタンの古書店で働くひ弱な映画好きの青年と、元ウェイトリフターのヤクザな弁護士がイギリスに渡って原稿を探そうとすると、頼りの学者は殺されるし、ロシアのギャングには襲われるし、謎の男に付きまとわれるし……ということで、かなりアクションたっぷりの作品のようです。

面白いのは、16世紀のスパイの手稿が当時の文体のまま一章ごとに挟み込まれていることで、その中ではシェイクスピアにまつわる事件が語られ、二重に楽しめる構成になっているそうです。

じつは『夜の回帰線』のシリーズの3冊も積読のままで、児童書の The Witch's Boy もまだ読んでないんですが、かなり多才な作家のようですので、そろそろ手を出してみないといけませんね。

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