« 2006 BSFA Awards Winners | Main | redRobe, by Jon Courtenay Grimwood »

Friday, April 13, 2007

R.I.P. Kurt Vonnegut (1922-2007)

Gabe Mesa の掲示板で知ったんですが、カート・ヴォネガットが亡くなりました(New York Times)。

どういう人だったかはもう語るまでもないですね。最近では読むことはなくなってしまったんですが、じつはヴォネガットにはかなりの思い入れがあります。ちょうどペーパーバックを読み始めたところにいた人なんですよね。

遥か前世紀の話になりますが、高校時代のわたしは、まあ今もそうなんですが、お金がなかったんで、バーゲンのカゴに入った 100円か 200円均一のペーパーバック漁りを趣味にしてました。当時のカゴには何が入っていたかというと、フィリップ・K・ディックと、ジョーン・エイキンと、まだジュニアが付いていたこのヴォネガットが多かったんです。

ディックについては何冊か日本語の本も読んでたんでそれなりに知ってたとしても、恥ずかしながら、エイキンとヴォネガットについては全く未知の作家。とりあえず、こんなにたくさんあるんだから、きっと面白いに違いないと思って、何冊かまとめて買って帰ったんでした。

シドニー・シェルダンなんかじゃなくてよかった。

まだ大して英語力のある頃じゃなかったんですが、これがそれほど苦労もなく読めた上に、むちゃくちゃ面白かったんですよね。まあディックの一部の作品はそれなりに梃子摺りましたし、なにも十分に理解できていたわけではないですけど。ということで、バーゲンでまだ持ってない作品を見かけるたびに、この3人の本は必ず買ってました。

ほんとにぴったりのタイミングでぴったりの作家に出会いました。その後の趣味がこの時点で決定してしまったみたいで、よかったんだか悪かったんだかよくわかりませんが、まあ so be it。

ということで、もう読み返すことはあまりなくても、この3人の作家は今でもわたしの中で特別な位置を占めています。

|

« 2006 BSFA Awards Winners | Main | redRobe, by Jon Courtenay Grimwood »

Comments

あの……"so it be" というのは、ひょっとして "so it goes" と書くおつもりだったのではないでしょうか。違っていたらごめんなさい。

Posted by: quark | Sunday, April 15, 2007 14:28

"so it be"じゃなくて"so be it"でしたね、失礼しました。

Posted by: quark | Sunday, April 15, 2007 14:30

あれ? 作品によっていくつか使い分けているフレーズの中に、"so it goes" や "hi ho" と並んで、"so be it" もありませんでした? まあここの意味合いではあくまで "so be it" なんですが。

Posted by: a nanny mouse | Sunday, April 15, 2007 21:45

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference R.I.P. Kurt Vonnegut (1922-2007):

« 2006 BSFA Awards Winners | Main | redRobe, by Jon Courtenay Grimwood »