Ballads of the Book
面白いものを見つけました。ちょっと長くなりますが、まずはこのトラックリストを見てください。
- Mike Heron & John Burnside - Song for Irena
- De Rosa & Michel Faber - Steam Comes Off Our House
- James Yorkston & Bill Duncan - A Calvinist Narrowly Avoids Pleasure
- Foxface & Rody Gorman - Dreamcatcher
- Lord Cut-Glass & Alasdair Gray - A Sentimental Song
- Aidan Moffat and The Best Ofs & Ian Rankin - The Sixth Stone
- Norman Blake & John Burnside - Girl
- Karine Polwart & Edwin Morgan - The Good Years
- Sons and Daughters & A L Kennedy - The War on Love Song
- Alasdair Roberts & Robin Robertson - The Leaving
- Strike The Colours & Rody Gorman - Message in a Bottle
- Aereogramme & Hal Duncan - If You Love Me You'd Destroy Me
- Malcolm Middleton & Alan Bissett - The Rebel on His Own Tonight
- Trashcan Sinatras & Ali Smith - Half an Apple
- Vashti Bunyan & Rodge Glass - The Fire
- King Creosote & Laura Hird - Where and When
- Emma Pollock & Louise Welsh - Jesus on the Cross
- Idlewild & Edwin Morgan - The Weight of Years
さて、これは何でしょう……とクイズにしてみてもいいのですが、ミッシェル・フェイバー、アラスター・グレイ、イアン・ランキン、A・L・ケネディ、ハル・ダンカン(ハル・ダンカン!?)、アリ・スミス、ルイーズ・ウェルシュ……共通点は、そう、スコットランドの作家ですね。いっぽう、De Rosa、Sons and Daughters、Aereogramme、Trashcan Sinatras、Vashti Bunyan、Idlewild に Arab Strap のメンバーとくれば、スコットランドのミュージシャンです。
いや、じつは、大好きな Aereogramme とハル・ダンカンの名前を目にして、一瞬同名のミュージシャンか、さもなきゃダンカンの本職はロッカーだったのかと思ってしまったのですが、スコットランド出身の作家・詩人が提供した詩に、同郷のミュージシャンが曲をつけて演奏した、コラボレーションのアルバムが実現したんだそうです。だからタイトルも "The Book of Ballads" じゃなくて "Ballads of the Book"。察しのいい方は、アルバムのジャケットを見ただけで、アラスター・グレイの絵じゃないかとピンときたかもしれませんね。
ついこの間も、ミッシェル・フェイバーとブライアン・イーノのコラボレーションという信じられない組み合わせがありましたが、このアルバムは Idlewild のロディ・ウーンブルと詩人のジョン・バーンサイドが共作したことがきっかけで始まったとのこと。背景についてはこちらとかこちらが詳しいです。イアン・バンクスとかアラン・ウォーナーとか、こういう活動にぴったりきそうな作家が参加してないのはちょっと不思議ですけど。
まあ正直なところ、知っているのは名前だけで、音も聴いたことないし作品も読んだことのないアーティストがほとんどなんですが、どちらにも興味のあるわたしとしてはむちゃくちゃ惹かれますね。普通は歌詞なんか全然気にせずに音だけ聴いてるんですが、たまには歌われている内容もちゃんと聴いてみましょうか。アルバムのほうは 3/5 発売ですが、1/30 にはグラスゴーでお披露目のコンサートが開かれたそうです。
じつはこっそりと音のほうは手に入れて聴いてみたんですが、バラッドというだけあって、基本的にフォーク調のメランコリックな作品が並んでいて、かなり好みの感じです。まあ単一アーティストで最初から最後まで一本調子では退屈しますが、曲ごとに演奏家が違うアンソロジイなので、色々な色彩が味わえて、そういう意味でも愛聴盤の一枚になりそう。隠れスコッツでなくても、アコースティック好きにはお薦めです。



















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