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Saturday, December 23, 2006

MOMA Artforum Selects "Tekkon Kinkreet" adapted from Taiyo Matsumoto's Comic as Best Film of 2006!

Tekkon_kinkreet_2 松本大洋のコミック『鉄コン筋クリート』の映画が今日から全国ロードショーになってますが、なんと(!)これが MOMA 発行の Artformum 誌で、学芸員のひとりによって「2006年ベストフィルム」に選ばれてるんですね~。松本大洋ファンの私としては、大感激です。

映画はまだ観ていないんですが、コミックのほうは大好きなんです。暴力系やヤクザがでてくるような話は基本的には好まないのですが、これは別! 宝町を護ろうとする孤児(で悪ガキ)のクロとシロの活躍が涙ぐましいです。シロはお馬鹿でかなり足りないんですが、純真無垢。ときどき鋭いことを口にして、それがけっこうジ~ンとさせるんです。それに対し、他人には暴力的なのに、お馬鹿なシロを護って甲斐甲斐しく世話をするクロ。お互いの、足りないところを補い合ってゴミ捨て場のような町を生きていく正反対の二人の友情が美しいんですね~。松本大洋は子供を描かせたら、多分世界一上手い漫画家じゃないでしょうか。漫画の中のあの表情の豊かさや動きや構図が、映画の中でどのくらい損なわれずに表現されているかが見物かも。予告編を見ると顔はちょっと違うけど、町の様Tekkon Kinkreet子はレトロな雰囲気がカラーでよく出ていてとてもいいですね。

監督は、コンピュータ・グラフィックスでいくつもの映画に携わっているマイケル・アリアスで、この作品は海外での公開も決定しているそうです。

英語版コミックは "Black & White" のタイトルで出ていたのですが、3巻以外はもう手に入らないみたいですね。フランス語版も絶版。これを機会にリプリントして欲しいものです。

ふふふ、映画はもちろん今年中に見に行きますよ~!

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Comments

あ、1冊本が出てるんですね。買おうかな。

Posted by: a nanny mouse | Sunday, December 24, 2006 at 22:13

ほんとだ~。これですね。大判ってのはいいですね。

あと『GOGOモンスター』もオススメなんですけど~。

Posted by: Lilith | Monday, December 25, 2006 at 22:00

う、かなり高いですね。まずは簡単に入手できそうなテッキンからにします。

Posted by: a nanny mouse | Tuesday, December 26, 2006 at 20:40

ぎょえ~、びっくり。何この値段!>モンスター
定価は ¥2,500.- だったんですけど~。
たくさんの人に読んでもらいたいのに、残念。

Posted by: Lilith | Wednesday, December 27, 2006 at 22:03

今日は1月1日、映画の日(千円!)
というわけで、朝一番の回で見てきました。さすがに空いていて、全席指定なのですが、席番号なんてお構いなしの早い者勝ち状態。プレミアムシートのど真ん中、特等席で見てしまいました~。

いやもう、とってもよかったです~。レトロでキッチュでとってもオリエンタルな宝町がサイコーでした(感涙)。コミックにはコミックの良さがあるのですが、こちらは大迫力のアクションや背景の細部までの描き込みなど、映画の利点を最大限に活かして、シロとクロの世界に新たな魅力を付け加えてくれました。

予告編を見たときは、線画の薄っぺらい感じのキャラがちょっとイヤだったんですが、もうシュミの世界としか言えない濃~い描写の宝町の舞台で動かすには、逆にこれが効果的でよかったです。

「映画化」となると、ハズレがけっこう多かったりするのですが、この映画は原作にほぼ忠実で、コミックのファンの人も満足の出来なんじゃないでしょうか。というより、この映画で原作の魅力がまた増したという気がします。

DVDでたらもちろん買っちゃいます~。

Posted by: Lilith | Monday, January 01, 2007 at 21:59

なんか宝町が忘れられなくて、美術監督の木村真二の『鉄コン筋クリートART BOOK クロside 基礎工事編』と『鉄コン筋クリートART BOOK シロside 建築現場編』を買ってしまいました。

クロのほうは、カラーのストーリー・ボードと白黒の絵コンテで構成されているのですが、これがもうスゴイんです(感涙)。言葉では伝えきれないので、書店で手に取ってご確認くださいませ。木村真二のコメントが各ページに添えられているのですが、それぞれを描いたときの構想や思いが分かって、理解が深まります。また、すごく緻密に描かれている子供の国のアトラクションなど、映画には使われなかった部分をじっくり見ることができるので、宝町ファンは絶対買いですよ~。

シロのほうは、オールカラーで映画に出てきた宝町が場所ごとに収録されていて、あの場面、この場面を思い出しながら、隅から隅まで目に焼き付けることができて、これもとても楽しめます。

Posted by: Lilith | Sunday, January 21, 2007 at 22:50

う、病が高校入学しちゃってる^^;

Posted by: a nanny mouse | Wednesday, January 24, 2007 at 23:51

いや、これ本当に凄いですよ。
原作も映画も見ていない私ですが、昨日、店で何気なく手にとったまま、すっかり魅入られてしまいました。生半可なファンタジーやCGアニメをぶっとばす圧倒的な迫力が画面の隅々から伝わってきますね。う~ん、映画見なきゃ。

Posted by: quark | Thursday, January 25, 2007 at 06:13

宝町って、昔懐かしいあれこれと無国籍アジアン・テイストが見事に融和して、得も言われぬあやしげな雰囲気を醸し出しているのですが、その描写がハンパじゃない凄さなんですよね~。ここまで徹底したこだわりには、制作にかかわったひとたちのパワーと愛を感じますね。これが賞とらなかったらウソだと思います。

原作を読んでいないと、人によっては言わんとしていることをあまりよく理解できなかったりするみたいなので(ちゃんと分かる人もいるのですが)コミック→映画→アートブックの順でとことん味わい尽くすのが最良かと思います。あと、例えばチョコラや木村の妻の最後のシーンなど、映画ではちょっと端折られてるところがあるのですが、原作ではそれぞれがもっと味わい深いんですよ~。

Posted by: Lilith | Thursday, January 25, 2007 at 22:47

京都のランダムウォークで設定集立ち読みしてきました。ううむ、たしかにあの描き込みは映画を離れても一見の価値ありですね。

Posted by: a nanny mouse | Monday, January 29, 2007 at 00:52

ごぶさたです。ひどい咳風邪で死んでますが、鉄コン筋クリートのDVDの完全生産限定版はしっかり予約しました。通常版はこちら。

しかし咳止めの薬(飲むやつと貼るやつ)なんで全然効かないんでしょ。昨日もあまり眠れなかった……。

Posted by: Lilith | Wednesday, March 28, 2007 at 21:33

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