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Wednesday, December 27, 2006

"Arrival" by Shaun Tan

Arrivalううう、なにこの生き物? かわいい~。なんともいえない「未知との遭遇」のワンショットですが、これは中身が気になります。

あらすじによるとこの本は、住み慣れた故国をあとに未知なる国へと旅立った、移民、難民、流民の物語で、全ての旅人に捧げられた字のないグラフィック・ノヴェルとのこと。

作者のショーン・タンは、"The Red Treeレッドツリー)" で 2002年にオーストラリア児童図書賞を受賞した、在パースのイラストレータです。この "Arrival" は、移民の国オーストラリアの作家ならではの作品なのかもしれませんね。The Viewerタンは、2001年世界幻想文学大賞で、ベスト・アーティストにも選ばれています。

こちらの作者のサイトに、各絵本のイラスト少々と作者自身のコメントがあるのですが、どれもなんだかとってもエキセントリックで好きですね~。まずは1冊試し買いをしたいのですが、どれにしようか迷ってしまいます。ちなみに、他の何冊かの絵本で文を担当しているゲイリー・クルーは、エドガー賞YA小説賞にノミネートされたこともあるオーストラリアの作家だそうです。

彼の絵本のいくつかは、短篇映画や芝居にもなっているんですね。

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Comments

Arrival の値段が¥4,298なんてなってますが、これは何かの間違いでしょう。

Posted by: Lilith | Wednesday, December 27, 2006 21:58

お、ショーン・タンだ!

The Lost Thing だけ持ってますけど、たしかにヘンテコな絵本です。大好きなテリイ・ダウリングの短編集 Blackwater Days の装丁もタンですね^^)

値段が高いのは、オーストラリア版なんでむちゃくちゃふっかけてるんでは? まともな値段で手に入るとこ探してみます。

Posted by: a nanny mouse | Wednesday, December 27, 2006 22:21

う、あまぞんさま、疑ってすみません。定価が A$39.95 なので、妥当な値付けでした^^;

Posted by: a nanny mouse | Wednesday, December 27, 2006 22:47

というか、オーストラリアは再販制度を採用していないので、定価が高くてもフツーは値引き販売されるわけで、同じ本を amazon.uk では 40% 引きで売ってるのだから、日本のあまぞんさまも、もちょっとまともな値付けをして欲しいものです。

Posted by: Lilith | Thursday, December 28, 2006 21:58

この作品、オーストラリアのSF・ファンタジー賞 Aurealis Awards のヤング・アダルト短篇部門と、さらに各部門の受賞者から選ばれる Golden Aurealis(短篇)を受賞しましたね。

Posted by: Lilith | Sunday, January 28, 2007 20:49

ふむ~、やっぱり手に入れなきゃいけませんね^^)

Posted by: a nanny mouse | Monday, January 29, 2007 01:04

おお、今日見たら Book Depository で安く買えるようになってました!

Posted by: a nanny mouse | Monday, January 29, 2007 01:19

欲しいなっと思ったんですが、日本のアマゾンだとちょっと値が張りますね…
うーん、悩ましいです

Posted by: sakana | Tuesday, January 30, 2007 00:49

おお、いらっしゃい。

それでしたら、とりあえずこんどお貸ししますよ。The Lost Thing のほうは、掘り出せないところに埋もれてますのでちょっと無理ですけど^^;

Posted by: a nanny mouse | Tuesday, January 30, 2007 20:24

それはありがとうございます。是非お願いします。

Posted by: sakana | Wednesday, January 31, 2007 00:16

なにもいうことありませんね。もう素晴らしいの一言。

Posted by: a nanny mouse | Friday, February 09, 2007 00:47

おお、大絶賛ですね。それでは早速買っちゃお♪(←人に毒味させてから買うちゃっかり者)えーと、アマゾンは高いので Book Depository でしたね。

Posted by: Lilith | Friday, February 09, 2007 21:28

あら^^; 売り切れてたって知りませんよん。

Posted by: a nanny mouse | Friday, February 09, 2007 21:47

鉛筆画なんですが、さまざまなグラデーションのセピアで見せてて、柔らかく懐かしい感じがいいですね。そのなかにぽろぽろとヘンテコな小物が紛れ込んでて、ときどきページをいっぱいに使ったシュールなイメージが現れます。

ストーリイ展開も見知らぬ世界にやってきた主人公の困惑と発見を暖かく描いていて、結末もお見事としかいいようがありません。字のない(読める字のない)絵本……というか、グラフィック・ノベル(?)ですけど、短編としてストーリイが高く評価されたのもうなずけますね。

絵のタッチは違いますが、Les Cites Obscures の1冊のような印象で、うちのサイトにピッタリですね^^)

Posted by: a nanny mouse | Friday, February 09, 2007 22:07

げ、Book Depository でいま買おうとしたら値上がりしてる!(昨日までは安かったのに~)amazon.uk でも 40% 引きだったのが、25% 引きに……。やっぱり賞取ったからでしょうか。

というわけで、もうちょっと安くなるまでじっとガマンの子です。

Posted by: Lilith | Saturday, February 10, 2007 23:11

わ~はは~。うちのブログでプロモーション始めたんで、きっと売れるとふんだんじゃないでしょうか<違う。

なんかでも Book Depository、アマゾンの価格を自動で取得して反映してそうですね。まあ頑張ってるんで文句は言えないですけど。

Posted by: a nanny mouse | Sunday, February 11, 2007 21:17

こちらでのもりあがりを読んでいて、たまらず注文してしまいました。今日、届いたのですが、これは、もう素晴らしいのひとことですね。所有する喜びに満ちた一冊です。
見返しのポートレイト一覧もすごい。へんてこな生物も、人も小物もリアルな存在感たっぷり。最後の静かなもりあがりもよかったです。

Posted by: 1day1book | Tuesday, February 27, 2007 15:27

おお、やっぱり当たりでしたか^^)

じつは数日前に知り合いの集まりに持ち込んだんですけど、引っ張りだこでした。

画風は違いますけど、時々出てくるページをいっぱいに使った幻想的な絵の部分、ますむらひろしに雰囲気似てませんでした?

Posted by: a nanny mouse | Tuesday, February 27, 2007 20:59

やった! Book Depository がまた元の値段に戻したので注文しちゃった。

Posted by: Lilith | Tuesday, February 27, 2007 21:56

す、凄すぎ(感涙)。みなさんが褒めていたので、ある程度の予測はしていたのですが、期待の100倍以上の素晴らしさで、じっくり読ませて(見させて?)いただきました。

文字のないグラフィック・ノヴェルに、文字で感想を書くなんて野暮なことはいたしません。みなさま、手に取ってご覧になれば、絶対納得いただけると思います。

作品の出来の良さに加え、「言語」という障壁がないため、誰でも見て感じることができるというのが、最大の強みですね。移民の物語を文字なしで描くという、物語の内容に即した表現方法を取ることによって、人種・宗教にかかわらず、どんな人にもアピールする作品になった思います。

値段が高いのでペーパーバックになるまで待とうかとも思ったんですが、ペーパーバックになると縮小されちゃうと思うし、このアルバムのような装幀もとてもいいので、これは是非ハードカバーで入手していただきたいです。日本のアマゾンは高いですが、Book Depository では £9.89 で販売しているので、この質でこの価格はすごく安いです。

翻訳が不要なので、早く日本で発売してくれて、もっとたくさんの人の目にとまるといいんですけど。

Posted by: Lilith | Saturday, March 10, 2007 20:44

Lilithさん

そうそう、私もみなさんが絶賛されていたので期待はしたいたのですが、期待以上それ以上でした。すごいです。

私もこれはハードカバーでの入手を協力に推します!
まわりでも数人、Book Depository で注文していますよん。
こうやって、たくさんの人の目にふれますように。

Posted by: 1day1book | Monday, March 12, 2007 15:57

ひぇ~ん、わたしの本は出張中だよ~ん^^;

Posted by: a nanny mouse | Monday, March 12, 2007 23:10

わたしも、手もとに届いた翌日から、周囲に紹介キャンペーン中です。ストーリーはもちろん、造本もたいへんすばらしい。文字がないのに、見ているとたちまち時間がすぎてしまいます。

Posted by: Gardener | Thursday, March 22, 2007 11:55

をを、Gardener さんもお仲間に!

たぶんケリー・リンクが書いてるんでしょうけど、Small Beer Press のメールにも、ひとり3冊ずつ買うようにと書いてありました。1冊は自分用、1冊は友人に、そして残りの1冊は、何冊あっても困らないので、Small Beer Press に送れとのことです。

Posted by: a nanny mouse | Friday, March 23, 2007 00:10

"The Year's Best Fantasy and Horror 2007"が届いたので、総括部分を読んでいたら、Kelly Link夫妻の2006年イチ押し本ということで、この本が挙げられてました。
アメリカでもこの10月にようやっと出版されたようで、新たに人気に火がつくかも知れませんね。
Scholastic発売なので、うちの店でも仕入れられそうです。

Posted by: quark | Wednesday, October 10, 2007 13:17

quark さん

ほんとだ。amazon.jp でも予約できるようになっていますね。お値段もさすがに手頃。何度読んでもすばらしい"The Arrival"、もっともっと話題作になってほしいです。
もうちょっとで配信される、やまねこ翻訳クラブのメルマガ10月号でも未訳注目絵本として、レビュー(わたしが書いたのではないですが^^;)を掲載しまーす。

"The Year's Best Fantasy and Horror 2007"もおもしろそう!
(ケリー・リンクの『マジック・フォー・ビギナーズ』は結局邦訳で読んだのですが、とってもとっても好みでした。)

Posted by: 1day1book | Thursday, October 11, 2007 20:34

そうそう、アメリカ版が出たことでかなり話題になってるみたいですね。この New York Magazine の紹介、というより抜粋はなかなかインパクトあります。

ケリー・リンクはワールドコンで企画の合間に30分ほど独占させてもらいました^^) いやまあ、あの体型でニコニコしたおばちゃんおねえさんなのでつい気軽に話しかけてしまいますが、さすがにむちゃくちゃ鋭い人でしたね~ ダトロウおばちゃんはもう話をするなどという恐れ多いことは考えず、握手をしてもらっただけで大感動でした^^;

ちなみにリンクの新作(だと思う)がウェブで読めますので Tin House のほうへどうぞ。いえ、わたしもまだ読んでません。

Posted by: a nanny mouse | Monday, October 15, 2007 20:19

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