Vienna Teng
なんの予備知識もなく、普通の女性ヴォーカリストの軽いポップなアルバムのつもりで聴き始めて、ぶっとびました^^; わたしが知らないだけで、ひょっとしてむちゃくちゃ有名な人なんでしょうか? そのわりには日本盤も出てないようですけど、日本では漢字名で出てるんでしょうかね。
ともかく、ちょっとつぶやき型の、決して歌い上げないタイプのしっとりとしたヴォーカルが、ジャズやボサノヴァ、カントリーやフォーク、ときにクラッシックのフレーズを入れて、繊細なアルバムに仕上がっています。もともとピアノが専門ということですが、ヴォーカルにあわせた押さえた使い方がいいですね。
ということで、新作の Dreaming Through the Noise が一発で気に入って、前2作も買ったんですが、デビュー作の Waking Hour を聴いてまたまたぶっとび! 若々しいヴォーカルによる少々ラフな作りがさらに素晴らしいじゃないですか。冒頭の "The Tower" で聴かれるブルージイな軽いロックや、この1曲のためだけでもアルバムを買っても惜しくないような名曲 "Between" のやりすぎてない電子音の使い方が、新作での洗練とはまた違って光ってます。う~ん、どちらかというと大人っぽい新作より、こちらのデビュー作のほうが好みかも。
2作目の Warm Strangers は、まだあまり聴いてないんですが、基本的にデビュー作の延長の感じで、先にデビュー作を聴いてしまうとちょっと印象が薄いですかね。隠しトラックとして1曲入っている中国語で歌われた曲がなかなかチャーミングですけど。そう、中国系の人なんですね。発声のベースに中国語があるので、子音の発音が丸くソフトになってるんでしょうか、ともかく、心地よさの域を突き抜けた親密さを感じさせる声と曲の組み合わせが絶妙です。

Comments
さすがに Gardener さんや quark さんは、Lily Allen や Pipettes、Puppini Sisters あたりでは釣れないかと思い、奥の手を出してみました。というか、この人、かなり有名なんでしょうかね。
Posted by: a nanny mouse | Friday, August 25, 2006 at 00:11
中国名は「史逸欣」なんですね。
ネットで調べた限りではまだまだ有名じゃないみたい。これからの有望株みたいな評価をいろんな人がつぶやいてる感じ。
私としては、ちょっと耳ざわりがよすぎるかなぁという印象。もうちょっとハスキーだったり、高音への挑戦があったら、ストライクゾーンど真ん中なんですけどねぇ。
Posted by: quark | Friday, August 25, 2006 at 19:39
そんな名前じゃ読めないじゃないですか^^;
う~ん、歌い上げないところが魅力なんですけどね。だったら、ニナ・シモンみたいな Joan As Police Woman とか、ヘンテコ系の Regina Spektor はどうですか? Joanna Newsom あたりを持ち出さないとダメなのかな^^)
Posted by: a nanny mouse | Saturday, August 26, 2006 at 00:40