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Tuesday, August 22, 2006

The Phantom Tollbooth, by Norton Juster

The Phantom Tollboothぜんぜん新しい本ではありませんが、児童書ファンタジイの定番中の定番でありながら、日本ではほとんど知られていないようですので、ちょこっと紹介しておきます。じつは何年か前に『マイロのふしぎな冒険』というタイトルで邦訳も出ているんですが、言葉遊びの部分がうまく移しかえられなかったのか、それとも出版社が熱心じゃないのか、話題にもならずに埋もれてしまってますね。本国アメリカではチャリチョコ(Charlie and the Chocolate Factory)並みの人気作品で、知らない人はまずいないくらいに有名なんですけど。

お~、Amazon.com では、The Phantom Tollbooth の読者評が 500件、チャリチョコが 409件で、なんと勝ってるではないですか!! まあいろいろなところで言及されることが多いので、児童書に携わる人には必読書ですよ。

てことでちょいと Wikipedia でカンニングを^^;

ひまを持て余している少年 Milo の元に、あるとき組み立て式の料金所が送られてきて、Milo はおもちゃの自動車に乗って Kingdom of Wisdom へ向かうんですが、ヘンテコな世界でヘンテコな人々に会いヘンテコなことに巻き込まれてしまうんですよね。メインとなるのは Dictionopolis と Digitopolis の争いで、まあ最後には Milo が丸く治めてメデタシメデタシとなるんですが、その過程がおかしいのなんのって……『オズの魔法使い』のノリで書かれた『不思議の国のアリス』の感じでしょうか。

ハムレットのように迷ってばかりの Whether Man とか、二つの国の板ばさみになる Rhyme と Reason の二人のプリンセス、Digitopolis を支配する Mathemagician …… とくれば、まあ想像はつくと思います。

ということで、おそらく翻訳では面白さは半減すると思いますので、やっぱりそのあたりがほとんど知られていない原因でしょうか。

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Comments

日本ではどのくらい読まれてるんでしょうね。読んだ方がいらしたらコメントで申告していただけるとありがたいです。

Posted by: a nanny mouse | Tuesday, August 22, 2006 at 23:08

いやでも、この作品を出してしまうと、Mushroom Planet とか Lizard Music とか Flatland とか『手押し車大戦争』とか『五次元世界の冒険』とかのまぼろしのヘンテコ本について語りたくなってしまいますね^^)

Posted by: a nanny mouse | Tuesday, August 22, 2006 at 23:14

はい、正直に申告すると、2回くらいトライしたのですが、どうしても読めず挫折しています。原書を読まれた方が絶賛されているので、そのたびに(と言っても2回ですが)、1章もうまくのれずに読めないんです。いつかまた3度めのチャレンジをします。きっと、どこかのページまでたどりつければ読めるとは思うんですよね。

Posted by: 1day1book | Wednesday, August 23, 2006 at 18:39

この本はぜ~んぜん知りませんでしたが、昨年出たこの方の "The Hello, Goodbye Window" は絵がかわいかったんで、何度かチェックしました。そんなに有名な人だったんですね~。言葉遊びの部分の和訳がどうなっているのか気になります。

Posted by: Lilith | Wednesday, August 23, 2006 at 22:07

おお、コメントありがとうございます。

たしかに作者が何をやろうとしているのか最初のうちわかりませんし、かといって意図的にそうしたのでもないような印象で、話の進め方としては正直下手なんですけど、子供と同じように何も考えずに場面々々を楽しめばいい本なんですよね。タイトに組み上げてない気まぐれな脱力感が魅力でしょうか。

Posted by: a nanny mouse | Wednesday, August 23, 2006 at 22:48

この本を調べていたらこのページが出てきたので、通りすがりの高校生ですガコメントしまーす^^
アタシはこれの洋書版を読んでいます。
本当に面白いですよ^^
Harry Potterのようなカンジですが、そこまでハラハラはせず淡々と話が進んでいくカンジです^^

作者が何をやろうとしているのか…という言葉がありましたが、洋書版を読むとピンと来るかと思います!
Watch DogのTockというキャラクターが出てきますがコレは番犬っていう意味です・・
本の表紙にいるわんちゃんがTockチャンです。
お腹にWatch(時計)がついていますが、コレはWatch(時計)のDog(犬)と上手く賭けて言葉遊びチックにしているそうです^^

そんな文がたくさんあるし、Talking toなどのように、続いた単語の頭文字が同じだと、発音したときにすごくキレイに聞こえる、とかそういうのもタクサンありました^^

“英語を勉強してるあなたにはサイテキ!”とアメリカ人の英語の先生に勧められたのですが、本当にヨイ本だと思いました!!

長々コメ、失礼しました^^

Posted by: shiori | Friday, March 28, 2008 at 09:07

スミマセン!!
URLを間違えてしまいました!!Σ(0Д0)
shioriのリンクをクリックするとアタシのページの編集用画面に飛んじゃうので、こっちが正しいアドです><
スミマセン:3;

Posted by: Shiori | Friday, March 28, 2008 at 09:15

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