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Thursday, August 31, 2006

"Escalator" by Michael Gardiner

Escalatorあれ、この表紙は日の丸?(←太陽、大きすぎ)画像を拡大してみると、なんとタイトルと著者名は縦書きのアルファベット!

というわけで、日本在住のスコットランド人による、日本が舞台の短編集だそうです。日本やイギリスのアマゾン読者評を読むと、よくありがちなヘンテコニッポンではなく、確かな観察眼によって描かれた、どこの国にでも当てはまるような、現代人の孤独などを扱った作品のようですね。日英双方の読者から高く評価されているというのは、作品の質の高さと普遍性を物語っているのではないでしょうか。

それを裏付けるのが(ローカルではありますが)The Scotsman & Orange Short Story Award へのノミネート。スコッツマン紙とオレンジ賞が共催する賞で、対象はスコットランド人が書いた短篇の応募作品。2年前に設立され、今年のテーマは Work だったそうですが、"Escalator" はその最終選考に残った5作品のひとつとのこと。

今、Scotsman の Podcast でその5作品の朗読を毎週1作品ずつやっていて、最終回の今週がこの "Escalator" です(朗読しているのは作者ではなく、俳優だそうです)。最終的な受賞者クライオー・グレイらの作品もまだ聴けるようです。

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Comments

日本にいたことのあるイギリスの作家の日本を舞台にした作品というと、デイヴィッド・ミッチェルとトバイアス・ヒルを読みましたけど、どちらも繊細な筆致の大胆な作品でしたね。微妙に奇妙な日本でしたけど^^)

Escalator という言葉がちょっと誤解を与えるように使われてるみたいですね。あるいは、最近の日本には当てはまらなくなったというか。

Posted by: a nanny mouse | Friday, September 01, 2006 at 21:56

あ、聴かれたんですか?(という私はまだです)

UKの読者評とか読むと Escalator は、個人の意志なしに目的の場所に運ぶベルトコンベアみたいなカンジで使ってるんでしょうかね。私は高校・大学がエスカレータ式で超楽ちんでしたけど(っていう使い方ですよね、ふつう日本では)。

Posted by: Lilith | Friday, September 01, 2006 at 22:19

あ、いえ、アマゾンUKの読者評からの印象です^^; ただまあわざわざこういうタイトルにしてるんですから、そういう意味合いを持たせてるんでしょう。

Posted by: a nanny mouse | Friday, September 01, 2006 at 22:55

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