Pathology in the Hundred Acre Wood
ヴァンダーミアのブログで面白いものを見つけました。カナダの医学雑誌に掲載された論文ということなのですが、『クマプーさん』の登場人物たち(?)を病理学的に分析したところ、非常に危ない状況に置かれており、早期に何らかの処置をしないと大変なことになると警鐘を鳴らしています。
まずはクマのプーには明確な ADHD の兆候があり、蜂蜜に対する強迫性障害が見られるとのこと。トゥーレット症の可能性もあるそうです。ピグレットについてはヘファランプ(ゾゾでしたっけ?)を捕らえようとした経験がトラウマとなり、全般性不安障害へと発展した恐れがあり、イーヨーは気分変調症、フクロウは典型的な失読症とのこと。
また、ルーに対しては過保護な片親による生育環境面での不備や、ロール・モデルであるティガーの悪影響が指摘されています。クリストファー・ロビンについては明確な疾病の兆候は見られないものの、シェパードの挿絵から察するに、性同一性障害の可能性もあるそうです。
ううむ、いちいち思い当たる指摘ばかりですね(笑)。しかし、この CMAJ って、れっきとしたカナダ医学協会(Canadian Medical Association)の専門誌だそうですけど、学術論文ってこういうもんだったんですか(<普通は違うと思う)。
チェックしてみたところ、この論文、「ユリイカ」2004年 1月号のクマのプーさん特集号に、「百エーカーの森の病理:A・A・ミルン作品にみる発達障害」の題で邦訳があるようです。う~ん、プーのファンはこれを読んで面白がったんだろうか、怒ったんだろうか。

Comments
プーに限らず童話の登場人物を精神分析すると、ビョーキな人々(動物)ばかりかも。
Posted by: Lilith | Tuesday, May 23, 2006 at 22:34