「ユダの福音書」
20世紀半ばに発見された「死海写本」と「ナグ・ハマディ文書」が、初期キリスト教に関する我々の見方を大きく変えてしまったことは皆さんご存知のとおりで、それがまあ『ダ・ヴィンチ・コード』なんかを生み出す源流になってるわけですね。
実はそれに匹敵するような文書が発見されてたそうで、その名も「ユダの福音書」。SFのタイトルじゃありませんよ(笑)。1970年頃に発見されたまま金庫に眠ってんですが、最近になってようやく修復と翻訳が行なわれ、間もなくナショナル・ジオグラフィック誌で公開されるということなのです。
この『ユダの福音書』によると、ユダの裏切りはイエスの指示によるものだったということになります。ユダこそがイエスの教えを理解していた唯一の弟子であり、他の弟子たちの迫害を受けるものの、最後には彼らの上に君臨するのだと。
とにかくまあプレスリリースをごらんください。
今後の展開が楽しみです。
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Comments
ううむ、なんかまるでイースターにちなんだ特集してるみたいじゃないですか。かなりアンチですけど(笑)
2000年まえにも色々な見解があったということで、面白いですね。
ちなみに「正史」では、復活後のキリストはそのあとどうなったんでしょう? いやまあわたしはキリスト教入門の授業は居眠りしてましたもんで^^;
Posted by: a nanny mouse | Sunday, April 16, 2006 at 22:00
海を渡って東方の島にたどり着き、そこで死んだんですよ。ちゃんと墓も残ってます。
Posted by: quark | Sunday, April 16, 2006 at 22:08
う~ん、キリストっていうのはいったい何人いたんでしょうね^^) そのうち幼少のみぎりのシャレコウベとかも出てきそう。
Posted by: a nanny mouse | Sunday, April 16, 2006 at 22:34
遅ればせながら追加情報。
コプト語の原本と、英語翻訳版がこちらで公開されてます。興味がある方はどうぞ。
Posted by: quark | Wednesday, May 03, 2006 at 04:44
ナショナル・ジオグラフィック日本語版の号も、もう出んですね。
そういえばシエラ本にも、ユダの裏切りはイエスの計画の内だったという記載があった、おぼろげな記憶が……。
Posted by: Lilith | Wednesday, May 03, 2006 at 20:14
出んですね→「出たんですね」ですよ~。
Posted by: Lilith | Wednesday, May 03, 2006 at 20:15
ユダは架空の人物でしょ。
ユダのモデルは、イエスと政治的に対立していたユダヤ教の司祭たち。
彼らはユダヤ人でありながら、同胞であるイエスをローマの官憲に売った。
この行為が、「ユダの裏切り」というストーリーに変えられて、新約聖書に収められたわけだ。
Posted by: ヨーダ | Sunday, May 07, 2006 at 12:06