WE3, by Grant Morrison & Frank Quitely
兵器として改造されちゃったペットのグラフィック・ノヴェルなんですが、なかなか面白かったですよ。
飼い主の元から行方不明になった犬と猫と兎が軍事施設を抜け出して、追っ手と戦う血腥い話なんですが、タイトルの "WE3" から「ワンダー3」(<古い)なんか想像するとぜんぜん違いますね(あ、いや、そういう勝手な想像をするのはわたしだけですか)。むしろリチャード・アダムズの Plague Dogs (邦題は『疫病犬と呼ばれて』でしたっけ)の戦闘ヴァージョンですね。シーラ・バンフォードの『信じられぬ旅』をベースにした動物の帰還ものといえないこともないですけど、さすがにシビアです。
フルページを使った絵もかっこいいんですけど、ダイナミックなコマ割りと、ちいさいコマで見せる刻々とした状況の変化がうまいですね。100ページ程度の短い作品なのがちょっと残念かも。いやまあ動物好きの方にはお薦めしませんけど。
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Comments
あー、ホントだ~。amazon.com で何枚か絵を見ることができるんですが、すごくかっこいいですね。ウサギの顔はちょっとマヌケなので、ワンダー3に出てくる可愛いのにして欲しかったですけど。う~、お金が~~~。今年はこれで打ち止めにしようかと思います。
Posted by: Lilith | Monday, October 10, 2005 at 20:22
今日届いたので読んでしまいました。絵はうまいですね~。ストーリー的には、一応アクションだけでなく、感情に訴えようという作者の気持ちはよく分るのですが、う~ん、あまり伝わって来なかったです。ほろりと来なくちゃいけないのに、結構笑ってしまいました。最後は脱皮しちゃったんでしょうか?
Posted by: Lilith | Wednesday, October 12, 2005 at 23:03
うん、まあけっこう論理オチなんで、あんまり甘くないですね。
なんか途中経過をビデオのはや送りみたいなこま割りで進めて、見せ場をダイナミックな絵で決めてる構成がとくに気に入ったんでした。無言の絵で積み重ねていく緊迫感と、こまの組み合わせで表した動きがうまいですよ。たしかに、ストーリー的には長さも含めてちょっともの足りないですけど。
Posted by: a nanny mouse | Thursday, October 13, 2005 at 01:34