マジック・キングダムで落ちぶれて by コリイ・ドクトロウ
敢えて翻訳本を取り上げさせていただきたい。
ハヤカワ文庫SFから先日出たばかりの本書の中身については、ここでは語りません。
問題は帯です。
大きな写真付きで、「池澤春菜氏推薦!」とあります。
みなさんご存知ですか、池澤春菜? 知らない? そうでしょうとも。
彼女は声優さんです。
私が初めて彼女を知ったのは『忍ペンまん丸』という、いがらしみきお原作のアニメでした。
NHK教育に実写で登場してたのも知ってます。
白状しましょう。短い間でしたが、彼女のラジオ番組を聴いていた時期もあります。
そんなプチ声優おたくである私にとっても、ハヤカワSFの帯に彼女の推薦文が載るというのは意外中の意外でしかありませんでした。
WHY?
彼女が池澤夏樹の娘で、福永武彦の孫だからなのか?
あるいは、早川から萌え市場へのラブコールなのか?
あるいは、谷山浩子以来(?)のSF界公認アイドルとして認定したということなのか?
別に、池澤春菜が帯を書くこと自体に不満はないんですけど、ハヤカワSFの行く末に不安を感じずにはいられない今日この頃なのでした。
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Comments
知らない人なんで、最近のカバーほどには抵抗ないんですけど^^)
おそらく、もともと買う人ならどんなでも買うでしょうから、少しでも常連客以外の目を引きたいということなんでしょうね。
個人的にはカバーから解説まで含めて、あくまで作品を盛り立てるものであって欲しいとは思いますけど。
Posted by: a nanny mouse | Saturday, September 03, 2005 at 23:25
本屋で見て quark さんのいわんとしていることわかりました。この本だけじゃなくて、3冊ほどあのね~という表紙が並んでました。とくにそのうちの1冊は、いくらオタクでも(失礼)、ここまで趣味は悪くないだろうという代物。あの系統で引っ張るにしても、せめて上手い絵を使って欲しいですね。
までも、今年一番の下手くそカバーの王座はとうぶん揺るぎそうにないですけど。
そういえば解説は冬樹さんだったんでほっとしたんでした<マジック・キングダム。
Posted by: a nanny mouse | Sunday, September 04, 2005 at 19:55